– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

本日の「早朝野鳥観察会」の様子

2015年7月4日、毎月定例「早朝野鳥観察会」を行いました。

今回は6名の方にご参加いただきました、ありがとうございます。

今日はまず、「森の家」のすぐ下の斜面でキビタキの鳴き声が聞こえるので探していたところ、コサメビタキ幼鳥がじっとしているのを発見。

2分ほど逃げずにいて、割と近くで見ることができました。

続いて都市環境林に移動。

平らな場所の木でキビタキが囀り

あまり遠くなく、高い位置でもないので探すと、地上から5mほどの枝にとまっていたキビタキ雄を発見。

フィールドスコープで姿を捉え、見ることができました。

山の中の道を歩くと、クロツグミがすぐ近くで鳴いていましたが、木々の葉が視界を遮り、姿を見ることはできませんでした。

広場に着くとイカルの声が山の斜面高いところから聞こえてきました。

音を頼りに探すと、2羽が木から飛んで出ていくのが見えました。

園内に戻り、「森の家」近くでキビタキとアオジが同時に近くにいるのが見えました。

アオジはシラカンバで長い間囀りしていて、フィールドスコープで見ることができました。

最後はホオジロを見るために展望台に行きました。

桜の木にゴジュウカラが来て下向きに歩く姿がよく見えました。

お目当てのホオジロはつがいでレストハウス上の開けた場所に飛んで来て、草地で餌を探していました。

まさに見て下さいと言わんばかり、いいタイミングで運が良かったです。

「森の家」に戻る途中にハシブトガラスの巣立ち幼鳥が2羽いました。

本日確認された鳥は以下の通りです(順不同)。

ハシブトガラス、ハシボソガラス、スズメ、イカル、カワラヒワ、

ホオジロ、アオジ、メジロ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、

ハシブトガラ、ヤマガラ、ヒガラ、キビタキ、コサメビタキ、

クロツグミ、センダイムシクイ、ウグイス、ヤブサメ、ヒヨドリ、

クマゲラ、アカゲラ、コゲラ、キジバト、アオバト、

ツツドリ・・・計26種

まだ囀りをしている鳥が多く、意外と多くの種類を確認できました。

キビタキを今回もじっくりと見られたのはよかったです。

しかし、幼鳥連れのカラ類混群は残念ながら見られませんでした。

やや時期が早かったようですね。

来月も行いますが(後詳細)、来月は「とりのようちえん」が見られるといいのですが。

20150704AkageraJ

しかし、観察会が終わってから、アカゲラ幼鳥が「森の家」前に現れました。

頭がすべて赤いのが幼鳥の特徴。

2羽が近くにいましたが、無事に巣立ったようです。

アカゲラ幼鳥は9月頭くらいまで頭が赤い状態で見られます。

「早朝野鳥観察会」、8月も行います。

■8月8日(土) 6時15分「森の家」集合 2時間程

参加費100円(保険代として)

暑くなることが予想されますので、時間は多少短くなるかもしれません。

夏鳥たちはまだいますが、センダイムシクイはもう8月下旬に南に渡っていくので、8月が見られる最後の機会になります。

近くなったらまたご案内させていただきます。