本日、「GPSを使って旭山の木の地図を作ろう!」第2回目を行いました。
参加者4名。
あいにくの小雨交じりの中でしたが、午前と午後合わせて3時間ほどの調査でした。
今回の調査範囲は、通称「ハルニレ広場」。
元々広場には大きな木が目立つ上に、再整備で森の中をめぐる道が新たにつけられ、大きな木が多い場所でした。
中でも多いのがミズナラの大木。
しかも、このように枝分かれ、もしくは癒合したような木が多いのが特徴。
この4本ある幹の周りを測ると5m3cmありました。
こちらも高さ1mほどで幹が分かれている大木。
今回のテーマは「ウメガサソウを探そう!」でした。
ウメガサソウ、花が開きかけていました。
園内ではここ1カ所でしか見つけていないもので、大きなミズナラが数本集まった、林床に笹がない場所にひっそりと出ています。
調査のために歩くと踏んでしまいそうだから、気をつけて歩きました。
新しくつけられた林の中の道では、昔の石垣の名残が見えました。
誰が、いつ、何のために作ったのだろう。
道路に沿って流れる深い谷。
普段はなかなか見ることができませんが、今回、沢まで降りるなだらかな斜面を見つけました。
生き物好きの参加者の間では、降りて調べてみたい、という声が・・・
今回は樹木調査なので諦めましたが、もうほんとすぐに沢がありました。
今日は雨でエゾマイマイがたくさんいました。
キビタキとオオルリも囀りしていました。
今回は66本の木を調べGPSで落としました。
参加されたみなさま、お疲れ様、ありがとうございます。
次回「GPS樹木調査」は、7月26日(日)、9時半より行います。
「森の中は涼しい」がテーマ。
暑い時期なので、「森の家」の近く、日陰で涼しい場所を調べます。
参加ご希望のかたは「森の家」までご連絡ください。