– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山記念公園野鳥情報2025年12月14日(日曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2025(令和7)年12月14日日曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

■12月28日(日曜日)の野鳥観察会は募集定員に達したため、受付終了とさせていただきました。

あしからずご了承ください。

 

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、基亜種とは別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

 

今週のトピックス
トラツグミ
12月12日金曜日、園内でトラツグミが観察されました。
翌12月13日土曜日にも園内で観察されましたが、この先まだ見られるかどうか今後注意してゆきたいと思います。

 

ツグミ
12月13日の野鳥観察会の際に、園内で5羽かそれ以上が観察されました。
ツグミはここ3週間ほど、たまに確認できたり、住宅街で1羽2羽といった感じでしたが、今回は近くで見ることができ、そのうち2羽は「展望台ユニバーサル園路」沿いのまだ残っているヌルデの実を食べていました。
12月14日にも近隣で観察されており、新たに北から渡って来たか、少ない数が居ついていたのかは分からないですが、この先まだ見られる可能性があります。
なお、写真は今週撮影したものではない、森の家の資料映像です。

ツグミ2025年12月14日

 

カワラヒワ
12月13日の野鳥観察会の際に、カワラヒワ8羽の群れが見られました。
「森の家坂」のポプラに南から飛んで来てとまり、少しして北西側に飛び去りました。
カワラヒワは11月23日頃を最後に園内で観察されておらず、久しぶりに見られました。
遠かったため亜種オオカワラヒワかどうかは判断できませんでした。
今後も見られるか要注目です。

 

コガラ
こちらも12月13日の野鳥観察会の際に、「吊り橋左岸」にいたカラ類混群の中に、次列風切羽が白く目立つコガラと思われる1羽が入っていました。
コガラはハシブトガラと酷似していて見落としはあると思われますが、コガラであると判断できた個体は園内では今冬初めて確認されました。
今後も見られるのかどうか要注目です。

 

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も日によって見られたり見られなかったりで、時間も場所もまちまちでした。
12月13日の野鳥観察会では9時20分頃「風の丘U字坂」付近で確認、「森の階段」横のヨーロッパトウヒの中に入りそこで3分ほど間近で見られました。
12月12日は14時半頃「森の家坂」から「ポートランドの森」にかけて辺りに数羽が飛んで来て、間近でじっくりと見られる瞬間もありました。
12月9日はもう薄暗くなった16時10分頃、「中央トイレ」付近を「吊り橋」方面に飛んで行く数羽が見られましたが、さすがにこの時は写真撮影には暗過ぎでした。
シマエナガの今後の動きに注目しています。

シマエナガ2025年12月14日

 

 

夏鳥情報
モズ
今週も確かな観察情報はなかったですが、1月まで見られた年もあったので、こちらはもう少し様子をみます。

 

 

 

旅鳥情報
マミチャジナイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。

 

シロハラ
今週は確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。

 

なお、旭山記念公園では、ミヤマホオジロの観察情報はこの秋はまだ入っていません。

 

 

 

秋から春に見られる野鳥
シメ
12月13日の野鳥観察会では、「遊具広場の森」で木々に絡みついているクズの豆を数羽で食べているところが観察されました(写真)。
シメは今年豊作だったクズの豆をよく食べているようで、園内ではクズの豆のさやが落ちているのが散見されます。
「シー」「チェッ」という鳴き声が日に何度か聞かれ、「噴水広場下斜面」から「遊具広場」にかけての辺りで見られる機会が比較的多いです。
シメは安定してきた感じです。

シメ2025年12月14日

 

マヒワ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、昨冬は12月中旬以降に増えており、今年もこの時期注目しています。

 

ベニヒワ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。

 

ウソ
園内で「フィ」という声が日に何度か聞かれ、近くで見られることもときどきある状態が続いています。

 

キクイタダキ
12月13日13時過ぎに「風の丘U字坂」の松に2羽いましたが、観察情報は時々あり、タイミングが合えば近くで見られる機会もあります。

 

キバシリ
12月13日野鳥観察会では、前述のシマエナガを見ている時に間近のヨーロッパトウヒに飛んで来て1分弱ですが近くでじっくりと見られる機会がありました。
「西側エリア」以外では相変わらず観察情報はほとんどないです。

 

ミソサザイ
今週は確かな観察情報がなかったですが、このままいなくなるのか、たまたまか、今後また来るのかは分かりません。

 

ツグミ
(前述)

 

カケス(亜種ミヤマカケス)
園内でほぼ毎日見られていますが、雪が積もって、それまでより見られる頻度が若干下がったように感じています。

 

ヒレンジャク
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
ヒレンジャクは通常1月中旬まで見られますが、今年はどうなるのか。

 

キレンジャク
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。
キレンジャクは年により見られたり見られなかったり越冬したりで、今冬はどうなるのか。

 

コガラ
(前述)

 

オジロワシ
12月12日13時半頃、園内で亜成鳥1羽が見られましたが、通常は高い空を飛んでいるのが見えるだけのところ、この個体は「学びの森」のいちばん高い木プラス10mくらいの低さまで飛んで来て、亜成鳥であることが肉眼で分かるほどでした。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
12月13日14時半頃「ポートランドの森」から「プルプルプル」と鳴きながら南に飛び立つ姿が見え、直後に「第2駐車場」付近から「キョーン」という鳴き声が聞こえてきましたが、姿は見えなかったです。
そのほか、毎日ではないものの、今週も園内で近くで見られたとの観察情報がいくつかありました。
クマゲラが近くで見られるかどうかはほんとうにその日しだい、運しだいです。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
今週も園内や旭山都市環境林で見られており、今週も雌雄どちらも観察情報がありました。

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内で観察機会は多く、雌雄ともによく見られています。

アカゲラ2025年12月14日

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
観察機会は多く、近くで見られることもあります。

コゲラ2025年12月14日

 

ヤマゲラ
今週は園内で近くで見られたとの観察情報はありませんでした。
今後しばらくは、いつ見られるか分からないけど不意に現れるといった感じになるかと思われます。

 

オオタカ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

ハイタカ
今週は園内での観察情報はなく、出現頻度は低くなってきています。

 

ノスリ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

トビ
12月12日午後に園内上空を飛ぶ姿が見られました。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

フクロウ
今週は園内での確かな観察情報はなかったです。

 

カワラヒワ
(前述)

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッテュッ」という地鳴きもよく聞かれています。

ゴジュウカラ2025年12月14日

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られています。

シジュウカラ2025年12月14日

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られていします。

ハシブトガラ2025年12月14日

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られています。

 

ヒガラ
今週は、写真のように数羽でシラカンバの種子を食べるようすが何度か見られましたが、今冬は今のところマヒワとベニヒワがいないので、シラカンバの種子を食べる野鳥はヒガラ以外はほとんどいない状況です。
「作業員詰所」横や「ミュンヘンの森」などの針葉樹で見られる機会は少なくないです。
なお、ヒガラはもう3週間ほど囀りを聞いておらず、昨年のように囀りが途切れることがなかったということではないので、今後、今冬初めて囀りを聞いた場合はそれを「初鳴き」の日とします。

ヒガラ2025年12月14日

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はなかったですが、DCM旭ヶ丘店周辺では今週も見られており、旭山記念公園まで飛んでくるかもしれません。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
園内一円で4、5羽の群れがよく見られています。

 

ハシボソガラス
一気に積雪となり、主に地上で採餌するハシボソガラスは園内ではほとんど見られなくなり、ときどき道路沿いの方から鳴き声が聞こえてくるだけになりました。

 

ハシブトガラス
園内で多く見られています。

 

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

「アカゲラ通信」2025年12月号が出来ました。
今月の特集は、「2025年旭山記念公園ネイチャートピックスダイジェスト」、旭山記念公園の今年の自然の話題を短くまとめました。
裏面「旭山野鳥メモ」はダイサギ(園内上空通過の観察記録あります)、「2025年の木の実と2026年キタコブシ「開花予想」」の特集です。
森の家にて無料配布中、お手に取ってご覧ください。

アカゲラ通信2025年12月号表

アカゲラ通信2025年12月号裏

 

「栗の木デッキ」補修工事完了
昨年度より立入禁止となっていた「栗の木デッキ」、工事が完了して入れるようになりました。
野鳥観察の際にもご活用ください。

栗の木デッキ2025年11月23日1

栗の木デッキ2025年11月23日2

 

 

エゾリス
雪が積もり、餌を探すのも大変になるかもしれません。

エゾリス2025年12月14日

 

 

次回は、2025年12月23日火曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。