– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

旭山記念公園野鳥情報2025年5月5日(月曜日)

 

旭山記念公園野鳥情報、2025(令和7)年5月5日月曜日。

ここ1週間の旭山記念公園と札幌市旭山都市環境林の野鳥の動きをまとめました。

この野鳥情報は、旭山で野鳥観察をしておられる方から直接ご提供を受けたものも含まれています。

 

●旭山記念公園および旭山都市環境林で野鳥などの観察や撮影をされるみなさまへお願い。
観察や撮影の際には、道を塞ぐなどにより、野鳥撮影をしない人の通行の妨げにならないようご留意ください。
また、人が通ることにより野鳥が逃げてしまった場合は、仕方ないものと受け止めてください。

 

●野鳥の巣を探さないでください!
野鳥は、春の繁殖シーズンには非常にデリケートになります。
巣を作っているようすを見られたり、巣をのぞかれたりすると、巣を放棄したり、巣を他の鳥などに壊されて、繁殖しなくなってしまう可能性が高くなります。
人間も自分の家をのぞかれると嫌ですよね・・・
野鳥のために、次のことをお願いします!
①巣を探さない
②巣に気づいたら目をそらしてすぐに、しかし動きはゆっくりとその場を離れる
③巣を見ない/巣がある場所が分かったら近づかない
④巣の場所を人に話したり、ネットに情報を上げたりしない

 

●5月の野鳥観察会は、以下の回のみまだご参加受付中です。

・5月13日(火曜日) 9時開始 平日野鳥観察会
・5月14日(火曜日) 9時開始 平日野鳥観察会

初心者の方もお気軽にご参加ください。

ご参加お待ちしております。

 

◎亜種表記について
当方ではこれまで、外見で容易に識別できるエナガ、カケス、ゴジュウカラの3種についてのみ、
エナガ(亜種シマエナガ)
カケス(亜種ミヤマカケス)
ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
と記してきましたが、別の亜種名がついている種については、外見での識別が困難なものでも同様に表記してゆきます。
なお、ウソ、カワラヒワについては別亜種が出現した際には本文中に明記します。

 

夏鳥新着情報
今年も夏鳥がやって来る季節になりました。
ここでも確認され次第取り上げてゆきます。
ただし、冬の間継続的に見られていたイカルと、2月以降見られているトラツグミは、居ついていたものか南から渡って来たものか判断ができないので、今年はここでは取り上げないことにします。

18 オオルリ
2025年4月28日、オオルリ今年初認です。
2024年は4月26日初認、今年は昨年より2日遅い初認です。
5月2日には「遊具広場の森」で3羽、「巨木の谷」および「吊り橋」周辺で3羽の雄が同時に見られましたが、今年は昨年より見られる機会が多いです。
オオルリは渡来後数日の間は比較的警戒心が薄く、近くで見られることもあり、5月3日の野鳥観察会の際には「吊り橋」で7、8メートルの距離にまで寄って来ることもあり、じっくり観察できました。
5月5日の早朝野鳥観察会では見られなかったですが、その日はその後に「遊具広場の森」と「森の家西の沢」で囀りが聞かれ、少しずつ囀りも聞かれるようになってきました。
一方で近くで見られる機会はこの先多くはないかもしれないですが、他の鳥に比べて目立つ動きでふわっと短距離を飛ぶので、飛んでいるところは意外と目につき、探しやすいです。

オオルリ雄2025年5月5日1背中の瑠璃色

 

19 キビタキ
2025年4月30日、キビタキ今年初認です。
2024年は4月27日初認、今年は昨年より3日遅い初認です。
オオルリ同様渡来後数日は警戒心が比較的薄くて近くで見られることがあり、5月2日、3日と「つり橋斜面」で頻繁に見られ、近くに来ることもありましたが、5月4日からそこでの情報がなく、5月5日の野鳥観察会ではその場所も含めて出ませんでした。
ただ、例年通りであればこの先まだ近くで見られる機会はあると思われます。
こちらもまだ囀りはほとんど聞かれておらず、「ヒッ ヒッ ヒッ キュルキュル」という地鳴きも今のところほとんど聞かれていませんが、2日には雄2羽が「バチバチ」と羽の音を立てて争う姿が早くも見られました。

キビタキ雄2025年5月5日1

 

20 エゾムシクイ
2025年5月2日、エゾムシクイ今年初認です。
2024年は5月2日、今年は昨年と同じ日でした。
「ヒー ツー チー」という甲高い囀りが5月2日と3日には園内で盛んに聞かれましたが、その辺の木にいるはずなのに姿はなかなか見られない野鳥です。
エゾムシクイは渡来後1週間ほど旭山に滞在して囀りが聞かれ、その後山地の渓谷に移動して繁殖し、繁殖する環境に行けば囀りを聞く機会が意外と多い野鳥です。
近場で夏にもいるのは、恵庭渓谷、オコタンペ湖といったところです。
旭山では、秋の渡りの時期には現在まで観察記録はないですが、8月に幌見峠で囀りが聞かれたことがあります。

 

21 ツツドリ
2025年5月2日、ツツドリ今年初認です。
2024年は5月4日、今年は昨年より2日早い初認となりました。
展望台「アーチ橋」付近のおそらく高いポプラの木から「ボボッ」と鳴き声が聞こえてきましたが、いつもは藻岩山方面など遠くから声が聞こえてくるのがこの時はとても近く、しかし姿は目視できませんでした。
早朝の方が鳴き声がよく聞かれ、日が高くなるとあまり鳴かなくなります。

 

22 ニュウナイスズメ
2025年5月2日、ニュウナイスズメ今年初認です。
ニュウナイスズメは旭山周辺では繁殖しておらず、春の移動時に見られることがあるくらいで、2024年、2023年と確かな観察情報はないため、参考記録として取り上げます。
4月30日に富良野、5月1日に千歳で確認していたので、ニュウナイスズメが毎年来る場所にはもう来ているものと思われます。

 

夏鳥到着済みリスト(カッコ内は昨年比)
01 ヤマシギ 2025年3月23日(7日早)
02 ホオジロ 2025年3月24日(7日早)
03 キジバト 2025年4月1日(1日遅)
04 ベニマシコ 2025年4月7日(4日早)
05 キセキレイ 2025年4月9日(4日早)
06 クロツグミ 2025年4月11日(同じ)
07 アカハラ 2025年4月11日(昨年は記録なし)
08 モズ 2025年4月11日(11日遅)
09 ノビタキ 2025年4月17日(同じ)
10 ウグイス 2025年4月19日(12日遅)
11 ヤブサメ 2025年4月19日(4日遅)
12 メジロ 2025年4月23日(10日遅)
13 センダイムシクイ 2025年4月24日(2日早)
14 ビンズイ 2025年4月25日(14日遅)
15 コマドリ 2025年4月25日(6日早)
16 アオジ 2025年4月26日(16日遅)
17 
ルリビタキ 2025年4月26日(16日遅)
18 オオルリ 2025年4月28日(2日遅)
19 キビタキ 2025年4月30日(3日遅)
20 エゾムシクイ 2025年5月2日(同じ)
21 ツツドリ 2025年5月2日(2日早)
22 ニュウナイスズメ 2025年5月2日(参考記録)
この先1週間は、コサメビタキ、チゴハヤブサ、早ければアオバトなどが初認となる可能性があります。

 

 

今週のトピックス
コマドリ
本日5月5日の早朝野鳥観察会の終了間際に「森の家南斜面」から「ヒン カラカラカラ」と囀りが聞こえ、20m以内の近くから聞こえたようにも感じましたが、姿は見られなかったです。
コマドリは5月3日の野鳥観察会でも、「カラマツ林」と「巨木の谷」で囀りが聞かれていましたが、そろそろ山地に移動し旭山では見られなくなる頃です。

 

ルリビタキ
5月5日現在まだ園内で見られていますが、雌か若雄の観察情報が多く、成鳥雄の観察情報は少ないです。
今年園内で観察情報が複数回あった場所は、「遊具広場五差路」付近、「栗の木デッキ」付近、「双子沢坂」の「吊り橋」付近です。
今年は数は少ないですが長い期間留まっています。
ただ、来週はもう移動していなくなっている可能性があり、様子をみてゆきます。

ルリビタキ2025年5月5日

 

 

 

今週のシマエナガ
エナガ(亜種シマエナガ)
今週も散発的に見られており、見られる頻度は落ちていますが、今日は「吊り橋」周辺と「山紅葉坂」周辺での観察情報がありました。
このところ鳴き声を出さずに近くにいるよりは、遠めで「ツーツーツーツー」や軽い「チャッ」という声が聞こえてきて分かることが多くなってきました。
巣作りをしている可能性があるため、シマエナガを執拗に追いかけるのはお控えくださるようお願いします。

 

 

 

夏鳥情報
イカル
「キコキコッ」と鳴きながら飛んでおり、その声に気づいて見上げると高速で飛び抜けるのが見えます。
「ホヒリホヒー」という囀りは飛びながら鳴くこともありますが、木にとまって囀る時は木のてっぺん付近にとまるので、遠くからでも見つけることができます。

 

ベニマシコ
5月3日の野鳥観察会の際に「噴水広場」付近から「ピッ ポッ」と鳴き声が聞こえ、本日5月5日にも園内で鳴き声が聞かれましたが、来週にはもう旭山では見られなくなっている可能性が高いです。

 

クロツグミ
5月に入って園内で囀りを聞く機会が増えてきており、目視できる機会もしばしばあります。
「キュロキュロ」という地鳴きも主に「吊り橋」周辺の笹薮から聞こえてくることもあります。
藻岩山方面および旭山都市環境林からはよく囀りが聞こえてきます。

 

アカハラ
今週は園内での観察情報がありましたが、「キョロッキョロッツイー」という囀りを聞くこともほとんどなく、観察情報は少ないです。

 

トラツグミ
4月30日に「学びの森」付近で撮影されたのが今回の写真ですが、4月以降に昼間に見られたとの観察情報は実に久しぶり、もう何年もなかったことで、ひとまず旭山周辺にいることは分かりました。

トラツグミ2025年4月30日学びの森

コマドリ
5月3日の野鳥観察会の際には「カラマツ林」と「巨木の谷」で短時間ですが囀りが聞かれ、5日にも「森の家南斜面」から囀りが聞かれましたが、姿を見られたという情報はなかったです。

 

ルリビタキ
(前述)

 

オオルリ
(前述)

オオルリ雄2025年5月5日2正面

 

キビタキ
(前述)

キビタキ雄2025年5月5日2やや正面向き

 

ウグイス
5月3日の野鳥観察会では「遊具広場と噴水広場の間の道」脇のナナカマドの木にとまる姿が見られました。
その場所の他、「巨木の谷」と森の家の裏で木に登って囀りする姿を見られることがあります。
園内で賑やかというほどでもないですが、「ホーホケキョ」を聞く機会は少なくはないです。

ウグイス2025年5月5日

 

ヤブサメ
園内の笹やぶ数か所で「シリシリシリ」と囀りしており、5月5日の観察会では「吊り橋」付近で笹のない地面を歩く姿が見られました。
ヤブサメは例年5月10日頃までは笹薮の縁などで見られる機会が割とあるので、ぜひ探してみてください。
よく見られる証拠というか、今週は写真が2枚ありますが、2枚目の写真は体の大きさの割に足が太く大きくて頑丈そうなのが分かります。

ヤブサメ2025年5月5日笹から出ている

ヤブサメ2025年5月5日山紅葉坂地面を歩く

 

センダイムシクイ
「チヨチヨビー」という囀りがちらほらと聞かれるようになってきました。
また「ヒッ」という地鳴きも聞かれ、ルリビタキやキビタキの地鳴きに似ていますが、木の高い位置から聞こえてきたらほぼセンダイムシクイの地鳴きです。

センダイムシクイ2025年5月5日

 

エゾムシクイ
(前述)

 

ホオジロ
5月5日の観察会では展望台で囀りしている姿が見られましたが、それまでの1週間ではあまり出ていませんでした。
この先も展望台から「噴水広場」にかけての開けた場所の木でときどき見られると思われます。

 

アオジ
5月3日の野鳥観察会の際に「カラマツ林」の笹薮と「森の家階段」のある斜面で見られ、遊具広場でもちょくちょく見られており、しばしば見られていますが、なぜか囀りはほとんど聞かれていません。

 

メジロ
気が付くとそこで鳴いている、というくらい園内一円で「チュリチュリチュピ」という囀りや「キュイー」という地鳴きがよく聞かれています。
桜に寄って来る「サクジロー」も見られることがありますが、桜(エゾヤマザクラ)はそろそろ花が散りそうです。
写真の「サクジロー」は森の家横の桜に来た時のものです。

メジロ2025年5月5日サクジロー桜とメジロ

 

キセキレイ
「第2駐車場」から「藻岩山登山口」にかけての辺りでしばしば観察されており、その辺りから「遊具広場」にかけての辺り園内で散発的に見られています。
旭山記念公園を出て南9条通りを進んだ最初の信号の辺り(砂防ダムがある)では鳴き声がよく聞かれています。

 

ビンズイ
今週はいくつか観察情報があり、数羽で見られたとの情報もあり、本日5月5日にも園内で確認できました。
ビンズイは長いと2週間ほど滞在していた年もありましたが、今年はどうでしょうか。

 

モズ
今週は「ピクニックテラス」周辺および「遊具広場の森」で雄が見られ、公園東側でときどき見られています。

 

ヤマシギ
今週は園内での確かな観察情報がありましたが、そろそろ昼間には見られなる頃です。
夜の「ディスプレイフライト」は見られるようになっていると思われます。

 

ツツドリ
(前述)

 

キジバト
ときどき「デデーポーポー」という声が聞こえ、飛ぶ姿も見られており、5月5日の野鳥観察会の際には「寺田京子句碑」近くの木にとまって鳴く姿が観察できました。

キジバト2025年5月5日

 

 

旅鳥情報
シロハラ
今週も園内での確かな観察情報がなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

カシラダカ
今週も園内での確かな観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

 

 

冬の鳥情報
ツグミ
5月3日の野鳥観察会では「キッキー」という鳴き声が聞かれましたが、5日の観察会では確認できず、いよいよ北に渡って行ったのではないかと考えられますが、まだもう少し様子をみます。

 

ハチジョウツグミ
今週は園内での観察情報はなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

ウソ
5月3日の野鳥観察会では隣の敷地から複数の「フィッ フィッ」という声が聞こえてきましたが、5月上旬まで見られる年もあったので、もう少し様子をみます。

 

シメ
5月5日の野鳥観察会では2か所で鳴き声が聞かれましたが姿はじっくりとは見られず。
シメは旭山では5月下旬まで見られる年もあるので、もう少し様子をみます。

 

マヒワ
5月1日に園内での観察情報がありましたが、それ以降の情報はなかったです。
マヒワは5月下旬まで見られる年もあるので、もう少し様子をみます。

 

アトリ
今週は確かな観察情報はなかったですが、5月上旬まで見られた年もあったので、もう少し様子をみます。

 

キクイタダキ
5月1日に園内での観察情報がありましたが久しぶりで、それ以降も確認されていないので、山に移動した可能性が高そうですが、もう少し様子をみます。

 

ミソサザイ
今週は確かな観察情報はなかったですが、南区の低山の沢で囀りしていたとの情報があり、旭山からは移動してもう見られなくなった可能性があります。
もう少し様子をみます。

 

コガラ
今週も確かな観察情報はなかったですが、もう少し様子をみます。

 

ヒレンジャク
今週は確かな観察情報がなく、この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げません(また秋に)。

 

キレンジャク
この先確かな観察情報がなければ、来週からここでは取り上げないこととしますが、2024年秋から2025年春にかけて、結局一度も観察情報がないまま終わりそうです。

 

 

 

留鳥情報
クマゲラ
今週も園内で見られたとの観察情報がありました。

 

オオアカゲラ(亜種エゾオオアカゲラ)
本日5月5日の早朝野鳥観察会では、まず開始後の6時半頃に森の家周辺で雄1羽が見られ、8時前に「学びの森」で雄と雌が1羽ずつ同じ場所にいたのが観察され、さらに9時過ぎに再び「森の家」前で雄1羽が観察されました。
雄についてはその3回がすべて同一個体は別個体か2個体かは確認しようがないので分からないですが、今日はオオアカゲラがよく見られた日でした。
オオアカゲラは5年ほど前まで、冬の間は割合よく見られ、5月中旬以降見られなくなり、9月に入ってまた見られるようになっていましたが、3年ほど前から夏の間も途切れず現れ、幼鳥も見られるようになっています。
写真は上が森の家前で撮影した雄、下が学びの森の雌です。

オオアカゲラ雄2025年5月5日森の家前

オオアカゲラ雌2025年5月25日学びの森

 

アカゲラ(亜種エゾアカゲラ)
園内一円で「キョッ」という声が聞かれますが、4月中旬頃からくらべると観察機会が減っているように感じています。

 

コゲラ(亜種エゾコゲラ)
園内一円で「ギーッ」という鳴き声を聞く機会は多く、目視する機会も少なからずあります。

コゲラ2025年5月5日吊り橋付近

 

ヤマゲラ
今週も園内で近くで見られたとの情報はなかったですが、毎日藻岩山方面から「ピョッピョッピョッピョッピョッピョッ」という鳴き声は聞こえてきており、園内に来ることもまだあると思われます。

 

オオタカ
今週は確かな観察情報はなかったです。

 

ハイタカ
今週は確かな観察情報はなかったです。

 

ノスリ
5月1日に旭山都市環境林上空を低く旋回飛行するノスリが見られました。

 

トビ
今週は園内で上空を飛ぶ姿が観察されました。

 

ハヤブサ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

カワラヒワ
「作業員詰所」付近で「キリコロキリー」「ギュイーン」という鳴き声を聞き、目視観察できる機会も多いです。

 

ゴジュウカラ(亜種シロハラゴジュウカラ)
園内一円でよく見られており、「テュッテュッ」という声はよく聞かれますが、この声は結構遠くまで聞こえてきます。
「フィー」「フィッフィッフィッ」という囀りもまだ聞かれていますが、聞かれる頻度は落ちてきました。

 

シジュウカラ
園内一円でよく見られており、「ツーピーツーピー」という囀りを聞く機会も多いです。
この時期雌雄2羽で連なって行動したり、地面や笹薮に降りて来る姿を見られることもあります。
写真は桜の花びらが散り落ちた地面に降りたところです。

シジュウカラ2025年5月5日散り落ちた桜の花びらと

 

ハシブトガラ
園内一円でよく見られており、「ピィピィピィ」という囀りも聞かれていますが、こちらも若干頻度が落ちてきたように感じられます。

 

ヤマガラ
園内一円でよく見られており、「チーリーツー」という3拍子の囀りも聞かれていますが、やはりこちらも聞かれる頻度は落ちてきているでしょうか。

 

ヒガラ
今週も「ツピツーツピツー」という囀りがよく聞かれています。

 

ハクセキレイ
今週は園内での確かな観察情報はありませんでした。

 

スズメ
道路沿いで見る機会があります。

 

ヒヨドリ
今週もほぼいつでもどこかから複数の鳴き声が聞こえてくるような感じです。

 

ハシボソガラス
園内で時々見られており、首を大きく上下に揺らしながら「ガアー ガアー」と鳴く姿もまだ観察されています。

 

ハシブトガラス
園内でよく見られています。

 

 

 

 

旭山記念公園各所名称マップ
野鳥等が観察された詳細な地点をご案内するにあたり、園内各所に名称をつけました。
主に野鳥情報の記事でそれら名称を使用しており、「」(かぎかっこ)でくくったものがその名前で、こちらの地図で場所を確認することができます。
文字が小さいので拡大してご覧ください。

旭山記念公園各所名称マップ

 

 

テントウムシ(ナミテントウ)
テントウムシがイタヤカエデの木にとまっていました。
普通のテントウムシはナミテントウともいわれますが、模様の変異が大きく、この写真は「無紋型」とよばれるタイプです。

テントウムシ2025年5月5日ナミテントウ無紋型

 

イカリモンガ
蛾の仲間イカリモンガがいました。
蛾の仲間には珍しくカラフルな模様で、前翅に赤い錨(いかり)型の紋があるのでこの名がつけられましたが、残念ながら見ている間翅を広げることはなく、赤い錨は撮影できませんでした。

イカリモンガ2025年5月5日蛾の仲間だがきれい

 

桜と・・・
最後は望遠レンズで撮った桜風景。
桜の上の黄色いのは、先週取り上げたイタヤカエデの花です。

桜とイタヤカエデ2025年5月5日

 

 

次回は、2025年5月11日日曜日に上げる予定です。

 

旭山でのバードウォッチング、皆様が多くの野鳥を見られることを願っております。