今日は旭山にいる危険な仲間達を紹介します。 その名も「ウルシ」です。
一度は名前聞いたこともあるかと思いますが、ウルシは みなさんが普段使っている漆器塗りに使われるものです。
ウルシの樹液にはウルシオールという成分が含まれていて、 それと塗料として塗るわけですが、そのウルシオールがかぶれる 成分なんですね。
ちなみに、私も今年の春にウルシでかぶれました。。。。 人によって度合いは違うのですが、私の場合通院生活3週間。やって回復したところです。
そんな状態にならないためにも、旭山でよく見るウルシがどんなもの解説いたします。
よく木にまきついてるウルシをツタウルシといいます。 見つけやすいと思いますが、登山時にうかつに木に触れたときに
ツタウルシが巻き付いていたなんてこともありますので要注意です。
またこんな風に地面にあるケースもあります。
この葉は三出複葉と言いまして、三枚1セットでくっついた形をしているのが 特徴です。 そして、よく観察すると葉脈や茎が赤い色をしています。
この、二つのポントが合致する植物を見つけたら要注意です!
気がつかないうちに触れてかぶれてしまった場合は、冷やしてすぐに皮膚科に 行って下さい。
ウルシの樹液は10分程度で皮膚に浸透し洗っても落ちづらい 特徴があります。もし近くに水道やペットボトル内に水があれば洗い流して下さい。
私のようにほっとけば治ると思ってしばらく放置して、気がついたときには手遅れに・・・。
結局治療に3週間もかかってしまったなんてことがありませんように。
そんなウルシですが悪いことだらけではありません!! 紅葉の時期に再び見に来て下さい。
樹木に絡みついた真っ赤な紅葉がとても美しく、大都市札幌の山でも北海道の雄大な自然ととてもマッチしていて神秘的です。
秋の紅葉を見るために今からチェックしておくのも楽しいかもしれませんね!!