今日の西岡公園はプラスの気温です。
午前中の雨が止むと日が射しました。
春の強い風が吹いています。
そんな西岡公園では「西岡見聞録」4月号を発行しましたよ。
「西岡見聞録」、園内マップのPDF版はこちらから ↓↓↓
3月22日の西岡公園の森の中は樹の幹の周りの雪が融けている「根開き」の現象が見られています。
園内の雪どけも進んでいますよ。
湿原は水路が見え始め、ミズバショウの芽が顔を出しています。
西岡公園ではミズバショウは例年4月の上旬に咲き始めますよ。
雨が止むと鳥たちの鳴き声が聞こえてきます。
シジュウカラ、ヤマガラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、シロハラ、トラツグミ、カワラヒワ、ウソ、マヒワ、クマゲラ、アカゲラなどの姿が見られましたよ。
この秋豊作だったナナカマドの果実はいつの間にかすっかり無くなっています。鳥たちが平らげてくれたようです。
管理事務所の入り口に飾ってるリースについているナナカマドの赤い果実も、いつの間にか減って来て、どうやら鳥たちがつまみ食いしに来ている様子です。
ヤドリギにたくさんついていた赤い果実がもうありません。
レンジャクなどの鳥がヤドリギの果実を食べた痕跡があちこちにありました。
雪の上には、ヤドリギの果実だとわかるフンがあちこちで見つかりましたよ。
ヤドリギの果実の中に入っている、この緑色のものはヤドリギの種子ですよ。
レンジャクなどの鳥が果実を食べてフンをします。
これは雪の上に落ちていましたよ。
ヤドリギは樹木に寄生する植物です。
ヤドリギは寄生する樹木から、水分や養分をもらっていますよ。
自分でも光合成してエネルギーを作り出すので、「半寄生」の植物ですね。
鳥がヤドリギの果実を種ごと丸飲みして、フンをして、それが枝にくっついた場合に発芽しますよ。
残念ながらこの種子は木の枝の上にくっつかなかったので発芽することは出来ません。
木道のつもった雪が融け始めて馬の背のようになってきました。
歩きにくくなっています。
園路の雪も緩み、歩いていて突然ずぼっと脚が埋まったりすることもあります。
散策の際には長靴や滑りにくい靴などで対策をお勧めします。