【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第13回目 花と緑のボランティア
2023年9月2日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座第13回目「花と緑のボランティア」をテーマに講義と実習を行いました。講師は‘ガーデニングリラの会’の皆さんです。
‘ガーデニングリラの会’は、さっぽろまちづくりガーデニング講座の前身となる‘さっぽろ緑花園芸学校’で学んだ25名が発足させたボランティア団体で、現在は70名近くの会員が活動しています。
今回は主に大通公園西8丁目花壇の植栽管理をしている「大通班」の皆さんに自分たちの活動のお話のほか、活動場所の西8丁目花壇でメンテナンスを学びました。
西8丁目花壇には、ホップのアーチをメインに暖色を用い温かみのある牧歌的な北海道を表現した「ホップの小径」が2面、寒色系の花や葉色をメインに北国のさわやかなイメージでデザインした「北国の花壇」が2面あります。
花壇の説明を聞いた後、受講生は4面の花壇に分かれてそれぞれの花壇の状況に合ったメンテナンスを教えてもらい、実践しました。
ハサミの動かし方、それぞれの植物に合った剪定の仕方、考え方など、マンツーマンで丁寧に教えていただきました。
作業しながら植物や花壇のことなど、たくさんの話をお聞きし、ボランティア活動をより身近に感じる事ができたようです。
【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第12回目 病害虫対策の考え方
2023年8月26日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第12回目「病害虫対策の考え方」の実習を百合が原公園を会場に行いました。講師は当協会職員で百合が原公園主任の佐々木博一が担当しました。
百合が原公園では環境にやさしい公園管理をテーマに、植物がもともと持っている力を発揮させるため、化学農薬の使用を抑制したり、札幌の気候に適した植物や病虫害に耐性を持った植物を導入しているそうです。
講義では病害虫の種類と被害の特徴について学びました。
病害虫の発生を防ぐためには植物が好む環境づくり、周囲を清潔に保つこと、連作を避ける他、気をつける点がたくさんありますが、普段からよく見て異変を早く発見するのが重要なのだそうです。
倉庫に移動して園内で採取した病害虫被害の植物を観察したあと、園内を散策しながら実際の病害虫被害を見学しました。
散策前に病害虫被害の植物を観察したので、みなさん園内の植物の様子が気になり、枝葉の様子を覗き込みながら散策していました。
受講生が植えた一年草花壇のペチュニアにも灰色カビ病の症状をみつけました。
メスの匂いで誘引するフェロモントラップにはたくさんのコガネムシが捕獲されていました。
あちこちにフェロモントラップが吊るされていることに初めて気が付いた方も多いのではないでしょうか。
園路脇のバラを見てみると、似た性質を持つバラを同じ場所に植えていても生育に違いがでています。環境の違いはほんの少しでも大きく差がでることもあるのですね。
自宅で宿根草などを植える場合は3か所くらいに分けて植えてみて、その中で生育の良い株を残すと良いとのこと。生育の良い場所が、その植物に適した場所と判断できるそうです。
植物が好む環境を整えることは病害虫の発生を防ぐことにもつながりますので、ぜひ栽培の参考にしてくださいね。
厳しい暑さのため、ゆっくり園内散策が出来ず残念でしたが、また百合が原公園に来園の際には病害虫被害や一年草花壇の変化など、受講者ならではの視点で花や木々を観察してみてくださいね。
【さっぽろまちづくりガーデニング講座】<課外活動>一年草花壇メンテナンス第4回目
2023年8月30日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「一年草花壇メンテナンス」の4回目の活動を行い、受講者3名が参加しました。
今回は咲き終わったユリを抜き、バーベナの剪定とジニアの花がら摘みを行いました。
コキアの生育が良く、前回のメンテナンス時よりもかなり大きくなり、モフモフしていました。
(↑5月27日植え付け時のコキアの写真です。小さなコキア、見つけられますか?)
大きく生長したコキア、紅葉の時期が楽しみですね。
今回で課外活動としての一年草花壇のメンテナンスは最後になります。
4回のメンテナンスの間にもユリ、キンギョソウ、レースフラワー、バーベナの見頃が終わり、抜き取ったものもあり花壇の様子が変化しています。今後はコキアの変化も楽しみですね。
お時間がありましたら百合が原公園の一年草花壇にまた足を運んでくださいね。
本日も暑い中での作業お疲れ様でした。
【さっぽろまちづくりガーデニング講座】<課外活動>コンテナガーデンメンテナンス第4回目
2023年8月16日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「コンテナガーデンメンテナンス」の4回目の活動を円山公園で行い、5名の受講者が参加しました。
今回も旭山記念公園の岡田主任にメンテナンスのポイントを聞き、実践します。
前回8月2日(水)のメンテナンスから2週間が経ち、リーフ類の生長が目立ちます。
10月の植え替え時期までコンテナガーデンを楽しめるよう、伸びすぎている葉を整える程度の剪定と、ペチュニアの花がら摘みをしました。
コンテナの中にはマリーゴールドの葉が食べられているものがあり、ナメクジによる食害だろうと聞いていましたが…
(虫が苦手な方はごめんなさい!)今回、初めて姿を確認しました。
マリーゴールドが思うように育たなかったのは残念ですが、ナメクジ被害の状況やナメクジの痕跡なども実際に見て学ぶことができました。今後同じような状況に遭遇したら早めの対処ができそうですね。
このあとたねダンゴを植栽した円形花壇に移動して、背が高く不安定なものと倒れているジニアの支柱立てを行いました。
1本の支柱に複数本のジニアを固定するための紐の結び方を教えてもらい実践しました。
生長中のコスモスは日の当たる場所に移植し、ハツユキソウの切り戻し、花がら摘み、除草を行い、終了しました。
だいぶ暑さが和らぎ作業がしやすくなってきましたが、今回で課外活動としてのコンテナメンテナンスは最後になります。
自分たちで植栽したコンテナを定期的にメンテナンスをした経験を講座修了後の活動に活かしてくださいね。
今後のコンテナガーデンの変化や円形花壇に植栽したコスモスの開花時期も気になります。お時間がある時はぜひ円山公園に足を運び、コンテナや花壇の変化や自然豊かな公園の散策をお楽しみください。
本日もメンテナンス作業お疲れさまでした。
【さっぽろまちづくりガーデニング講座】<課外活動>コンテナガーデンメンテナンス第3回目
2023年8月2日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「コンテナガーデンメンテナンス」の3回目の活動を円山公園で行い、受講者1名と昨年の受講生でタウンガーデナー1名が参加しました。
今回も旭山記念公園の岡田主任にメンテンスのポイントを聞き、実践していきます。
7月19日(水)のメンテナンスから2週間が経ち、前回のメンテナンスではあまり手を入れていないペチュニアの切り戻しを行います。
たくさん花が咲いているので切り戻すのがもったいない気がしますが、次の花を楽しむためには今が切り戻しのタイミングとのこと。
シロタエギクやコリウスも生長していましたが、今回は伸びすぎている部分と混み合っている部分だけ切り戻しました。
メンテナンス前と後を比較してみるとペチュニアの花が減り寂しくみえますが、メンテナンスでマリーゴールドの花がよく見えるようになり、全体的にすっきりしましたね。
本日のメンテナンスはここまで。
最後に円形花壇をぐるりと見学して生長を確認しました。
コスモスが順調に育っていました。
1本ずつですが、3色のジニアの花が咲いていました。
ジニアには蕾もたくさんついていたので、2週間後の様子が楽しみです。
本日のメンテナンスは30℃を超える厳しい暑さとなったため、参加者の体調面を考え早めに終了しました。
暑い中での作業、本当にお疲れさまでした。










































