【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第14回目 宿根草の管理
2023年9月23日(土曜日)、第14回目となる「宿根草の管理」をテーマに百合が原公園で宿根草とはどんな植物か?や株分けの仕方を講義と実習を通して学び、講師は百合が原公園の奥野職員が務めました。
まずは植物の分類、宿根草にはどんな種類があるか、どんな状態になったら株分けを行った方が良いか等を講義形式で学び、質疑応答の場面では、ご自宅で育てているユリやプリムラ等の管理の仕方について質問が挙がっていました。

実習時間帯がちょうど雨の予報だったため、今回は残念ながら屋外での実習とはなりませんでしたが、倉庫内にて三人一組で1鉢ずつ鉢植えのギボウシを株分けしました。
まず、ポットに体重をかけ、ころころと転がしながらポットから取り出すのですが、根がカッチカチに回っていて取り出すのも一苦労な様子でした。
土を落としながらびっしりと巻いた根をほぐし、傷んでいる根やポットから外す際に切れてしまった根等を除去しながら、分かれそうなところが見えてきたらいざ株分けです。
ギボウシは手では分けられないほど固いので、剣先スコップを使ってザクザクっと株分けをしました。この時、それぞれに芽が残るようにして株分けをします。
今回は1株を3つに分けることができ、4株だったものが12株に増えました!
株数を増やすことができるだけでなく、生育も復活するので、お家やボランティア活動場所等でも株分けを行ってみてはいかがでしょうか。







