札幌市都市緑化基金

2023年7月19日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「コンテナガーデンメンテナンス」の2回目の活動を円山公園で行い、受講者5名と昨年の受講生でタウンガーデナーの2名が参加しました。

今回も旭山記念公園の岡田主任にメンテンスのポイントを聞き、実践していきます。

前回7/5(水)のメンテナンスから2週間が経ち、コリウスやシロタエギクなどの生育が旺盛です。

今回は生い茂った葉で蒸れてしまったり、花が隠れてしまわないようにシロタエギクやコリウスを中心に切り戻していきます。

高さを抑えるようにシロタエギクやコリウスを切り戻し、ペチュニアやマリーゴールドの花がらを摘み、施肥を行いました。

 

その後、たねダンゴを植栽した円形花壇に移動して除草と花がら摘み、シロタエギクを周りの花の高さに合わせるように切り戻しを行いました。

中心部分を良く見ると、2週間前に蒔いたコスモスの種が発芽していました。今後の生長が楽しみですね。

最後に施肥を行い、円形花壇のメンテナンスを終えました。

みなさん暑い中での作業お疲れさまでした。

 

2023年8月9日（水曜日）、令和５年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「一年草花壇メンテナンス」の3回目の活動を行い、受講者3名が参加しました。

7月26日（水曜日）のメンテナンスから2週間が経ち、蕾だったカサブランカが開花していました。

今回は目立つくらい大きく育った雑草と他の植物に隠れてしまっているキンギョソウを抜き取り、ジニアの剪定と花がら摘みをしました。

ジニアはたくさん花が咲いていてきれいですが、倒れていたり葉が混み合っているので病気にならないように、透かし剪定をしました。

ジニアの傷んだ花がらを摘んだので、花色がすっきりと鮮やかに見えるようになりました。

花壇の前で写真を撮る方や、来園者から「がんばってね」と直接お声がけいただきメンテナンスにやりがいを感じている受講者さんたち。「ここが気になる」「ここだけやってしまいたい」となかなかみんな手を止められませんでした。

次回のメンテナンスは2週間後の8月23日(水)です。課外授業としての一年草花壇のメンテナンスは次回で最後になりますので、お時間に都合のつく方はぜひご参加ください。

本日も暑い中での作業お疲れ様でした。

2023年7月26日（水曜日）、令和５年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「一年草花壇メンテナンス」の2回目の活動を行いました。

今回は受講者3名が参加しました。

前回7月12日のメンテナンスから2週間が経ち、花壇の様子はというと…

バーベナに種が目立ち、コリウスが旺盛に育ち花芽がついています。

ジニアはたくさん花をつけてますが、内側は混み合い傷んでいる花が埋もれています。

今回は種のついたバーベナとコリウスを切り戻し、ジニアの傷みのひどい部分の花がら摘みと切り戻しをしました。

メンテナンス前とメンテナンス後の写真を比べてみると、コリウスのボリュームが抑えられ、周りの花々が良く見えるようになりました。

メンテンスに参加している受講者さんから、継続して参加すると2週間の生長や、前回のメンテナンスからの変化が分かり、その状態に合わせたメンテナンスを行うので勉強になると聞きました。

日程の都合で参加できない受講者さんも、こちらのブログの写真などで花壇の変化を楽しんでくださいね。

花壇の芝生には撮影スポットが出来ていました。ご来園の記念にお花と一緒に撮影してみませんか。

 

本日も、暑い中でのメンテンス作業お疲れさまでした。

 

2023年8月5日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第11回目「ラベンダーの花後の手入れとふやし方」の実習を百合が原公園を会場に行いました。講師は当協会職員で百合が原公園勤務の遠藤彰一が担当しました。

今回はラベンダーの剪定とふやし方を学び、実践します。

ラベンダーの剪定に適した時期やなぜ剪定するのか、どこを剪定したら良いのか、また、ふやす方法の1つの「挿し木」について必要な道具や手順、挿し穂の採取方法などを学びました。

実際に剪定していきます。

剪定した枝の中から適したものを選び、挿し穂を作りました。

作った挿し穂は「枝分かれしているものは1本にした方が良い」「切り口を見て枯れていないか確認する」「下の方の枯れている葉を落とす」など遠藤講師からアドバイスをもらった部分を各々整え、挿し木をする準備ができました。

発根が確認しやすいように透明のカップに赤玉土を入れ、発根促進材をつけた挿し穂の切り口が土に触れないように慎重に作業しました。

その後の作業は今までの実習の経験に通じる部分もあり、みなさん手慣れた様子で挿し木の作業を終えました。

このあと公園内の星形花壇に移動して、すでに剪定が終わっているラベンダーを見学しました。

先ほどの講義の内容を思い出しながら、1株ずつ放射状に刈込んであるラベンダーをじっくり観察しました。

1株の大きさはどのくらいなのか覗き込んだり、刈込後の表面はどうなっているのか触ってみたり、みなさん興味津々でした。

この花壇は星形の縁取りがラベンダー、内側にユリが植栽されています。花の時期は終わってしまいましたが、今年はラベンダーとユリの開花のタイミングが合い、ユリのオレンジ色とラベンダーの濃紫色のコントラストが見事だったそうです。

刈込みされた今の花壇を目に焼き付けて、また来年の開花を楽しみに待ちましょう。

 

最後に5月に受講生が植栽した一年草花壇に立ち寄りました。

カサブランカが見事に咲き、花壇が一層華やかになっていました。

自分たちで植栽し、メンテナンス活動を行っている花壇なので、喜びもひとしおです。

写真を撮ったり、植栽の時の思い出話や、メンテナンスの話など会話が弾んでいました。

 

実習で作った挿し木がみなさんの自宅で花咲く日を楽しみにしています。

遠藤講師が用意してくれた挿し木と一緒にぜひ育ててくださいね。