じめっとしてはおりますが、夏ですね。
いえ、夏だからじめっとしているのでしょうか?
旭山の花たちも、季節の移り変わりと共に様相が変わってきました。
森の家のそばに生えている「ビロードモウズイカ」が咲きはじめました。

もっと丈が高くなると思ったのですが、一度風雨に負けて折れてしまったので少々低めです。

花のアップです。上の雄しべ3本に毛が生えているのがわかりますか?
ビロードモウズイカを漢字で書くと「天鵞絨毛蕊花」になります。毛(もう)蕊(ずい=しべ)の花、です。
葉や茎は細かい毛に覆われてビロードのような感触で、まさに名は体を表す、です。
(ビロード モウズ イカ、だと思っていた方へ。私もついさっきまでそう思っていましたのでご安心を)
園路にはアカツメクサやクローバー、ブタナなどが目立ちますが
その中でもコウリンタンポポのひときわ目立つオレンジ。

草むらの小さな白い花たち。

良く見ると可憐な花姿のナガバツメクサ。

ナワシロイチゴの花にはアリがたくさんついていました。甘いんでしょうか?

園路のそこここに注目しながら歩くと、たくさんの花が発見できます。
図鑑を片手に、勉強しながら巡回しています。
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勉強と言えば……。
先月の6月28日の記事 http://www.sapporo-park.or.jp/asahiyama/?p=817 で
「マーガレット」と記載していた花が、「フランスギク」であることを
ブログを見てくださった方からメールで教えていただきました!

この花です。マーガレットとは、葉の形が全く違うのです。
ご指摘ありがとうございました。間違えてしまってすみません。
こんな事のないよう、もっとたくさん花の種類を覚えたいと思います。
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今日のオマケ~小さなカタツムリ。ハルジオンを撮ったら花の下に小さな巻き貝。

最近、こんな小さなカタツムリを園内でたくさんみかけます。
