朝から青空!昨日に続いて本日も良い天気でうれしいです。
青空を背景に、レストハウス横のルピナスもきれいです。

展望広場から見る市街地は、今日も天気が良すぎて霞んで写ってしまいました。

園内にはお散歩の方が多く、グループで散策されているかたも見受けられました。

さて、展望広場の山側で、緑の中に白く見えているものは、なんだかおわかりでしょうか?

ご覧のように、白(クリーム色?)の塊になっている部分は、すべてニセアカシアの花。
この花が、園内に甘い香りを漂わせているんです。

ニセアカシア(またはハリエンジュ)は、1873年(明治6年)に日本に伝わり、
野生化してしまった北米原産の外来種です。
成長速度の速さと繁殖力の旺盛さで、在来生物に影響を与えるようになってきたため
現在では駆除や管理が必要な樹種ということになっています。
とはいえ、ここまで山に根付いているものをすべて駆除するというのは現実的ではありません。
旭山では実生木を見つけては駆除するしか方法がないのが現状です。
(あ、みなさん、アカシア実生木抜きのボランティアをしませんか?日時決定したらお知らせします)
それにアカシア蜜という名前で販売されているのは、このニセアカシアの蜜なんですよね…。
癖のないスッキリした味わいで、すごく美味しいんですよね……。
蜜源樹木としては……駆除……しちゃうのは……うーーーん……。
こういった問題もあって、なかなか悩ましい樹木ではあります。
個人的には、この花の香りが大好きです。
* * * 閑話休題 そして、昆虫話です。ご注意を!* * *
園内にシジミチョウの仲間が増えてきました。今日撮影できたのはベニシジミ。

後ろの翅のオレンジ部分、本当は帯っぽくなるはずなのですが、この個体は点々です。シンプルでおしゃれかも。
ピントが合うまでじっとしてくれて助かりました。