旭山の生きものたち2018年8月20日(月曜日)。
本日、旭山記念公園及び旭山都市環境林「旭山の森」で観察された昆虫と植物プラス1です。
写真は、昨日8月19日及び一昨日8月18日に撮影されたものも数枚含まれています。
■昆虫編
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ルリボシヤンマ
8月後半になると旭山都市環境林広場に出てきます。
公園内学びの森の水路で見られることもあります。
ルリボシヤンマはホバリング=空中停止をするので、飛んでいる姿を撮影することが出来ます。
空中停止するといっても1、2秒ですが、それでも他のトンボよりは長く停止します。
撮影のポイントを説明すると、ルリボシヤンマは自分のテリトリーの外側を飛んで巡回し、同じ場所に何度も繰り返しやって来るので、カメラをマニュアルフォーカスにしてその辺りにピントを合わせておき、やって来たところでシャッターを切ります(シャッターを切る前に瞬時にフォーカス微調整する必要がある場合もあります)。
この写真はシャッタースピード1/640で撮影していてハネが被写体ぶれしていますが、1/2000以上切れるとハネが止まって撮れます。
ぜひ挑戦してみてください。
ルリボシヤンマは9月上旬まで見られます。
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アカエゾゼミ
本日撮影したものですが、旭山で(エゾゼミやコエゾゼミではなく)アカエゾゼミの姿が確認されたのは初めてです。
間近で撮影しましたが、耳が痛くなるほど大きな音で鳴いていました・・・
下向きなのは木を歩いて移動しているためです。
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アメンボ
着水している足の先が光を反射して白く見えます。
都市環境林ふしぎ池にいます。
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ハネナガフキバッタ
似たような外観でハネがごく短くて飛べないのはミカドフキバッタで、ミカドの方が多く見られます。
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スジクワガタ雌
時々見られますがそろそろ終わりです。
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ハンノアオカミキリ
青光りするきれいなかみきり虫です。
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ビロードカミキリ
中型のかみきり虫、薪の山の中に潜んでいました。
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ニトベベッコウハナアブ
・・・という名前であることが調べてみて分かりました。
アブですが人には寄って来ません。
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ヒメキマダラヒカゲ雌
今の時期旭山に多い蝶、この種はハネを広げてとまることが比較的多いです。
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シータテハ
時々見られます。
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コミスジ
マメ科の植物によく寄ってきます。
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ウラギンスジヒョウモン
森の家の前で見ることができますが、今年はほんとうにヒョウモンチョウが少ないです。
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セイヨウオオマルハナバチ
外来種、近年旭山でもよく見られるようになってきました。
■植物編
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エゾノコンギク
秋を代表する野の花、旭山でも少しずつ花が増えてきました。
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ハンゴンソウ
旭山ではただ一カ所、栗の木デッキ付近で見られるハンゴンソウが今年も花を咲かせました。
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キツネノボタン
旭山では都市環境林の広場などで少しだけ見られます。
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ウツボグサ
こちらも都市環境林広場にて、夏前から長く咲いている花です。
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ミズヒキ
園内散策路沿いに多く見られます。
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ホオノキの実
まだ赤くならないうちに落ちてしまったようです。
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ミズナラのどんぐり
どんぐり、豊作かどうかはまだ分からないですが、今年はそれなりにたくさんなりそうです。
■そしてもう1枚・・・
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シマヘビ
森の家外の薪の中に住んでいます。
今日は天気が良く、外に出てきたようです。
ここ数日は気温が高めの予報ですが、晴れると昆虫がたくさん見られます。
暑さにはくれぐれも注意の上、旭山での散策をお楽しみください。