2017年8月22日(火)
この1週間に見られた動植物をまとめた「旭山記念公園の生き物たち」です。
なお、野鳥について、先週土曜日に上げた「旭山記念公園野鳥情報2017年8月19日(土)」の記事で多くの写真と情報を紹介していますので、そちらの記事もご参照ください。
◎野鳥編
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ホオジロ 幼鳥
展望台下に雄の親鳥と一緒にいました。
1羽は無事に育っているようです。
この時、その2羽以外に最低もう1羽の声が聞こえましたが、姿が見えなかったためそれが雌親かもう1羽の幼鳥かは分かりませんでした。
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センダイムシクイ
野鳥情報にのせた写真のうちこれのみこちらにも上げます。
センダイムシクイは8月20日(日)に園内で声を確認、その日まではまだいたことは確実ですが、雨降りの今日は声や姿を確認していません。
引き続き注意深く追ってゆきます。
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ハシボソガラス
たまにはカラスにも注目しましょう。
ハシボソガラス通称「ボソ」は展望台、噴水広場とその周りによくいます。
◎その他脊椎動物編
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ニホンカナヘビ
こちらを見て固まっていたので、マクロレンズで大きく寄って撮れました。
この後すぐに走って笹薮に逃げました(ご安心ください)。
◎昆虫編
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オオモンシロチョウ
およそ20年ほど前から見られるようになった外来種、一時増えましたが、ここ数年は全道的に数が激減しているそうです。
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ウラギンスジヒョウモン 雄
展望台北西側のヨツバヒヨドリ群落で今週もよく見られました。
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オニヤンマ
7月からよく見られていますが、ようやく草にとまったところを撮影できました。
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マダラナガカメムシ
模様がきれいですね。
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ハンノアオカミキリ
青緑に輝くきれいなカミキリムシです。
◎植物編
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ハンゴンソウ
旭山で一カ所しかないハンゴンソウが開花しました。
しかし今年は開花が少し遅いように感じます。
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ヌルデ
今の時期多く花が見られます。
秋になるヌルデの実は塩分が含まれており、冬の鳥たちの貴重な食料となります。
花が多く咲いたということは、実が多くなるということで、この冬はヌルデの実をめぐる鳥たちの動きに注目です。
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ススキ
花が咲いている状態ですが、下の写真はその花をアップにしたものです。
※今週も写真は撮れなかったですがセミ情報があります。
ミンミンゼミが8月18日(金)から「森の家」の周りで鳴いています。
ミンミンゼミは毎年8月下旬に1日か2日鳴き声が聞かれますが、今年も現れました。
ただし毎年その時期だけで、今年はもう少し長く聞かれるか注意して追ってゆきます。
セミといえば今年はアブラゼミがとても多いです。
以上、「処暑」を明日に控えた旭山記念公園の生き物情報でした。