この1週間に旭山で見られた動植物をまとめた「旭山の生き物たち」です。
今週は、17日(土)、18日(日)と「フラワーソン2017」調査を行ったため、花中心に紹介します。
◎花 在来種編
ベニバナイチヤクソウ (ツツジ科)
都市環境林の小群落は花がピークを迎えようとしていますが、今年は花が少なく感じられます。
フタリシズカ (センリョウ科)
都市環境林の木段脇にひとかたまりあり、花は盛りを迎えつつあります。
ヘビイチゴ (バラ科)
種としては珍しくはないですが、旭山ではこれまで見つかっていませんでした。
フラワーソンで一斉に探した成果といえるでしょう。
サイハイラン (ラン科)
都市環境林で毎年出る場所に今年も花が咲きました。
エゾアカバナ (アカバナ科)
咲き始め、これから増えてひと月ほど花が見られます。
◎外来種編
フランスギク (キク科)
今の時期旭山でいちばんよく見られる花で、日当たりのよい場所に多く出ています。
コウリンタンポポ (キク科)
近年各地で増えている花で、旭山でも展望台北西側斜面に多く咲いています。
キバナコウリンタンポポ (キク科)
ひょろ長い茎の先に花がいくつにも折り重なるように咲く花で、これも展望台北西斜面と同東側階段脇に出ています。
ヒトフサニワゼキショウ (アヤメ科)
花の径1cmほどの小さな花、都市環境林広場に出ています。
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続いて動物編、少ないのでひとまとめにします。
アカゲラ
雄の個体、桜の木で何かの虫を捕っていましたが、近くに巣があるのかもしれません。
ニホンカワトンボ
初夏に多く見られるトンボ、雄は赤い翅が特徴で雄は体が白い個体もいます。
ようやく天気が安定してきました。
自然観察にはよい時期です。
今週土曜日24日には「自然観察会」も行いますので、ぜひ旭山にお越しください。