まだまだお問い合わせいただいています、園内のヤエザクラ。
現在の様子をお伝えします。
遠目から見ると葉の分量が多く見えますが……寄ってみるとまだまだきれいです。

でも園路に落ちている花びらの数が、そろそろヤエザクラも終わりだと告げているよう。

右上の写真は学びの森のヤエザクラ。全園的に後3日くらいしか持たないのではないかと思います。
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今時期だと、おすすめはリンゴの花です。

園内では、遊具広場に大きな木が2本、学びの森から森の家に通じる園路に1本あり、花のボリュームが見事です。
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リンゴの花を撮影中、ふいに視線を感じて思わず振り向いたら…何かいました。
←真ん中に小さな犬が……
と思ったら、キツネでした。最近キツネがよく出没します。

夏毛に変わる前のキツネでした。
もし園内でキツネに遭遇しても、絶対にエサはやらないでください。
遠くから愛でるだけにしておくのが、野生動物との一番のつきあい方です。
***ちょっと旭山から離れて***
森の家の右側にある階段を上ってちょっと進むと、右手側に白い花をつけている大きな木があります。

写真がわかりにくくてすみません。これはアオダモの花です。
アオダモは、およそ5年に一度咲くと言われています。
北海道立林業試験場の資料では『アオダモの種子はおおよそ5年に一度豊作になります。
豊作年と豊作年との間は、ほとんど種子が成りません。
豊作年の6月には、小さな白い花が房状に多数開花します』とありました。
ということは、次にこの木に白い花がたくさんつくのは2018年。
5年も待たずに、ぜひ今年ご覧ください。
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自然林の中もどんどん季節が移っていきます。
今日はマイヅルソウ、ヒトリシズカ、コンロンソウ、クルマバソウが満開でした。

写真はヒトリシズカ。よく見ると花穂が2本有ります。
それじゃこれは「フタリシズカ」?と思われた方もいらっしゃると思いますが
フタリシズカという花は、花穂の出方も花の様子も全然違います。
気になった方はネットで検索してみてくださいね。
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明日から木曜日は、森の家休館日です。
レストハウスは通常通り開いておりますので、園内散策の休憩には
レストハウスをご利用ください。