
今年の旭山記念公園では赤とんぼのなかまナツアカネを比較的よく目にします。
成虫の雄はアキアカネに比べて赤身が強く、顔が赤いのが何よりの特徴です。
以前は「激レア」種で、一昨年、昨年、ぽつりぽつりと見ていましたが、今年はそれよりも多いと感じられます。
数が増えているのでしょうか。

8月下旬から見られるようになり、本日も確認しました。
この先まだ少し見られるかもしれません。
旭山で赤とんぼを見つけたら、じっくりと観察することをおすすめします。
続いて、今の時期旭山で見られる花です。

エゾノコンギク (キク科)

ヤナギタンポポ (キク科)
お盆前に咲いて一度見られなくなりましたが、今週また少し花が咲きました。

エゾゴマナ (キク科)
人の背丈くらいあるのが普通のこの花ですが、これは見下ろして撮るほどの背の低さでした。

アカバナ (アカバナ科)
お盆前までエゾアカバナが咲いていましたが、時期が移って今度はアカバナが。

エゾタチカタバミ (カタバミ科)
写真では大きさが分かりにくいですが、小さくて黄色くても意外と目立たない花です。

キツリフネ (ツリフネソウ科)
「栗の木デッキ」近くにまとまって生えていて今が花の見頃です。

ツリフネソウ (ツリフネソウ科)
こちらは「栗の木デッキ」から30mほど離れた場所にまとまって生えています。

「学びの森」では植栽のカンボクの実が真っ赤に染まってきました。

エゾマイマイお昼寝中。

サッポロマイマイは日陰のじめっとしたところで活動中。

そしてオカモノアラガイと、今回は3種揃い踏み。

アカゲラが木をつつく音が聞こえてきます。
しかし、こちらが気づいて見ると、たいていはすぐに飛んで逃げてしまいます。

ハシブトガラもおなじみです。
昨日は二十四節気のひとつ「白露」。
天気予報によれば、この先1週間は夏日にもならない模様。
残暑ももう終わりかもしれないですね。