2015年7月20日、「自然観察会」を行いました。
本日見られた主に花を集めてみました。
なお、写真はクリックすると少し大きくして見ることができます。
7月を代表する花オオウバユリは今が見頃。
そろそろ花が黄ばんだものも見られるようになり、一方まだ蕾のものはほとんどありませんでした。
都市環境林のこの辺りはオオウバユリが広がる場所ですが、今年は少ないです。
オオウバユリの近くにイチヤクソウがありました。
イチヤクソウはここでは少なく、毎年どこかにちらほらと出るけれど同じ場所ではない、といったところ。
イチヤクソウが見られたのはよかった。
この時期いちばん多く目に留まる花はこれ、ハエドクソウ。
葉が下にまとまってつき、長い花序の先にごく小さな花が咲くため、毎年撮影には苦労します。
マメ科のヤブハギも咲き始めました。
ヤブハギも長い花序が立ち上がって小さな花がつく植物です。
ヤブジラミも咲き始め、数日前にはまだ咲いていなかったはず。
花が終わった種子は「ひっつき」になります、ヤブハギもですが。
そして夏に目立ちよく見られる花、ダイコンソウ。
例年であれば9月に入ってもまだ咲き続けています。
名前は分からない、石みたいなきのこがありました。
触ってみると、さすがに石ほど硬くはないけれど、きのことしては硬い方でした。
昆虫も1枚、セスジコガネ。
オニグルミ幼木にいましたが、図鑑によれば、植物の葉であれば何でも食べる種類だそうです。
最後はエゾマイマイ。
雨上がりのせいか、暗い林内散策路で数匹みかけました。
花の季節は夏を迎えたようです。
次回の自然観察会は8月23日(日)9時半から行います。
参加費100円(保険代として)、ご参加お待ちしております。