– 札幌のまちなみを見渡せる、自然豊かな公園 –

雨、降り止まず

今日の旭山は、朝からずっと雨です。
折角の三連休最終日なのですが、残念ながら園内にはほとんど人がいません。

街も雨で煙っています。遠くのビル群が幻想的。
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実は雨の日の園内は、植物を写真に撮るには最適です。
なんといっても、蚊がいない!!
カメラを構えるといつの間にか手を刺されてカイカイカイ…ということがありません。

ちょっと開花が遅めだったイタドリの花。
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白いエゾゴマナの花。雨で細い花びらが痛んでしまってちょっと残念。
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カラマツの葉の先に、たくさんの雨粒。
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手ぶれがひどいですが、それも味わいよね……とひとりごちたキツリフネ。
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もう少し花期が続く、エゾノコンギク。
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最近園内で咲き始めた、ネバリノギク。 (これもピントボケしてますね)
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……さて、上の2枚。
両方ともキク科の花ですが、下のネバリノギクの方が色が派手でなおかつ花も大きいため
園内で咲いていると非常に見栄えがします。

晴れているときに、エゾノコンギクとネバリノギクを並べて撮った写真がこれ。
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左から、ネバリノギク(青紫色)、エゾノコンギク、ネバリノギク(赤紫色)です。

ネバリノギクは、花色が紅紫、青紫、白、桃色など変化に富み、大正時代に観賞用に導入された花です。
日本の「特定外来生物被害防止法」では、明治元年以降に日本に導入されたものを「外来種」と言っていますので、
現在は要注意外来生物に指定されている品種です。綺麗なんですけどねぇ……残念です。

旭山記念公園には、このネバリノギクをはじめ多くの「要注意外来生物」があります。
山や林床の健全な管理のためにも、除伐や駆除をしていくことが必要です。
そのために、私たちと一緒に、森を守るボランティアさんを募集していきたいと考えています。
詳細が決まり次第このホームページで募集いたしますので、ぜひご協力頂ければ大変嬉しいです。

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雨の話題からずいぶん逸れてしまいました(^^;)
来週の三連休は晴天だといいですね。ぜひ旭山に秋を堪能しにいらしてください!

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明日から木曜日は森の家の休館日です。
レストハウスは営業しておりますので、公園を楽しんだ後のひと休みは
レストハウスをご利用ください。