陽がどんどん短くなってきましたね。
そんな西岡公園ではひといきに秋が進み、朝は路面が凍っていたり、初雪が降ったりして冬の気配がします。
園内の広葉樹の紅葉は見頃を終え、西岡公園では一番最後に紅葉するカラマツが黄色く紅葉しています。
池には水鳥の種類と数が増え、今日はマガモ、コガモ、カイツブリ、ホオジロガモ、ウミウそしてカワアイサがいましたよ。
20羽前後の集団のカワアイサ達がいっせいに潜って魚などの水生生物を集団で狩りしている姿も見られました。
園内は花も紅葉も終わり木の実や果実が目に付きます。
ナナカマドの果実
アズキナシの果実
キミノズミの果実
アクシバの果実
樹の上のでひらひらしているのはヤチダモの果実です。
樹の枝にについている鳥の巣のような形のものはヤドリギですよ。
こちらにも赤い果実が付いていましたよ。
西岡公園の管理事務所では「ヤドリギ」の展示を行っています。
お立ち寄りの際には、こちらもご覧になってくださいね。
「ヤドリギ」の展示についてはこちらからもどうぞ↓↓↓↓
湿原のヨシもオオアワダチソウも先日の雪に倒されています。
落ち葉のあいだから可愛いキノコが生えていましたよ。
雪が降った後にもにも生えてくるキノコがあるようです。
落ち葉が敷き詰められた園内では、足元でひらひら飛んでいる虫が見られます。
淡い褐色の「蛾」ですよ。
雪が降るような晩秋から初冬に見られるこの蛾は、冬尺蛾などとよばれています。
「フユシャク」は通称です。冬に活動するシャクガの仲間ですよ。
メスは羽が退化していて飛びません。
鳥のフンのような模様と形で、落ち葉の間にいましたよ。
オスはメスに出会うために、ひらひらとメスのにおいを目当てに林床を飛び回っています。
雪が降る寒い季節にも恋の季節を迎える虫たちがいるんですね。
歩きやすい足元と、暖かい服装で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、鳥、獣、魚類の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。