いきものわくわくビギナーズ「#3森の生きもの探検隊」
虫は好きだけど、あまり触ったことはない。
触るのは平気だけど、種類がよくわからない。
飛んでいる虫はどうやって捕まえればいいのかわからない。
そんな子どもたち向けの夏休みにぴったりなイベントを開催しました!
北海道大学の福田洋之さんとエンヴィジョン環境保全事務所の長谷川理さんが
先生となってみんなといっしょに公園内を昆虫採集体験♪
福田さんから「いろんな種類の虫を見てみよう!」というお話しをしてもらって
さっそく外で採集活動です!
虫取りの技・スウィーピングを習って低い草についている虫を探してみたり、
朽ち木のウラを探してみたり、トンボや蝶を三角紙に入れる方法を学んだり、
虫の棲んでいる場所や、それぞれの虫に適した捕まえ方を知ることが出来たかな?
気温は高かったのですが、みんな夢中で昆虫採集にいそしんでいました。
採集した虫は、それぞれ分けて観察!
自分はどんな虫を捕まえることが出来たのか!?
それを調べるときのお助けグッズを講師の方が用意してくれていました♪
「探検バッグ&昆虫検索表」です。
この昆虫検索表を使うと、脚の有無、羽の枚数などから簡単に分類学上の「目(もく)」までを知ることが出来ます。
コウチュウ目やトンボ目、チョウ目などがわかると、たとえば「蝶の仲間だね」!
というところまでは自分で調べることが出来、
さらに詳しく知りたいときには「目(もく)」を頼りに図鑑を引くことが出来るので、
虫を知るきっかけとして、とても役立つハンドブックでした!
この日は、専門家も使うチューブなどの小物を使っての調査だったので、
少しは専門家の気分を体験してもらえたかな?
虫を好きになって、虫を通して西岡公園など、その虫が生息している環境に目を向けてもらえると嬉しいです!
※イベント後の虫たちは再び園内に帰って行きました。
最後に、虫好きな皆さまへの注意事項です。
■取りたい虫がいても園路からは外れない。
(貴重な山野草を踏み荒らす、マダニが付くなどの可能性があります。)
■虫網で花を傷めない。
(花が無くなると種がつけられず、その種の個体数を減らしてしまいます。)
■罠(蜜を塗る、ペットボトル、紙コップを仕掛けるなど)をしかけない。
(無許可での設置物は禁止されています。)
■外来種を放さない。
(その場所の生態系を壊してしまいます。)
※環境省・外来生物について
(とてもわかりやすいのでご一読を!)
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http://www.env.go.jp/nature/intro/kids/index.html