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【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第10回目 ガーデン見学会

2023年7月15日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第10回目は、滝野すずらん丘陵公園にてガーデン見学会を開催しました。

滝野すずらん丘陵公園は北海道唯一の国営公園で、400ヘクタールの広大な敷地の中、四季折々の「花」と「森」と「遊び」を楽しめる公園です。公園内は大きく4つのゾーンに分れており、今回は中心ゾーンのカントリーガーデンを見学しました。

東口ゲートから入場すると、色鮮やかな花と緑の寄せ植えやフォトスポットが来園者を出迎えます。

東口ゲート前広場東口ゲート前広場のフォトスポット

今回の見学会は滝野すずらん丘陵公園のガーデンツアーで活躍されているフラワーガイドボランティアの会の伊藤さんと竹内さんに案内していただきました。

花のまきばを一望

東口休憩所から中央口休憩所方面へ、緩やかな園路を下りながら見頃の花を見学します。

ラベンダーの解説を聞いていますラベンダー

ネペタ、ラベンダー、サルビアなどがきれいに咲いています。

夏色ストライプガーデン(サルビア)

今年のサルビアはストライプに植栽され、爽やかな印象です。

三尺バーベナとゴンフレナの小道三尺バーベナとゴンフレナの小道

サンジャクバーベナとゴンフレナの咲く小道を抜けた先には…

一面のコキア

一面にまだ小さくかわいらしいコキアが広がっていました。生長し赤く色づく秋が楽しみですね。

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【さっぽろまちづくりガーデニング講座】<課外活動>一年草花壇メンテナンス第1回目

2023年7月12日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「一年草花壇メンテナンス」の1回目の活動を行いました。

課外活動は、メンテナンス活動を行いながら自分たちで植えた植物の生長の過程を見守っていこうという自主的な活動です。今回メンテナンスを行うのは、5月に受講生のみなさんが実習で植栽し、6月の実習でメンテナンスを実践した一年草花壇です。

今回は受講生4名が参加しました。

6月のメンテナンス実習から2週間ほど経ち、花壇内の植物や周辺の雑草がモリモリ生長していました。

キンギョソウ・ジニア・レースフラワーの様子キンギョソウ・ジニア・レースフラワーの様子

前日の激しい雨のせいか、キンギョソウが茶色く変色し、レースフラワーが種の重さで倒れそうです。

今回のメンテンスではキンギョソウ、レースフラワー、ジニアの花がら摘みや切り戻し、除草を行いました。

メンテナンス前の様子メンテナンス前の様子

メンテナンス前はこんな感じでしたが…

メンテナンス後の様子

メンテナンスですっきりときれいに整いました。

 

作業中、来園者が花壇を見て、「優しい色合いだね」と声をかけてくださいました。

この花壇をデザインした(株)サンガーデンの土谷美紀さんは‘優しい色’がテーマと仰っていたので、花壇を通じて思いが伝わっていることを実感しました。

 

次回の一年草花壇のメンテナンスは2週間後の7月26日(水)です。今回メンテンスした部分はどうなっているのか、どのくらい生長しているのか等、変化を確認しながらメンテナンスを実践していきましょう。

みなさん、雨の中での作業お疲れさまでした。

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】<課外活動>コンテナガーデンメンテナンス第1回目

2023年7月5日(水曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の課外活動「コンテナガーデンメンテナンス」の1回目の活動を行いました。

課外活動は、メンテナンス活動を行いながら自分たちで植えた植物の生長の過程を見守っていこうという自主的な活動です。メンテナンスを行うコンテナガーデンは、約1カ月前、6月3日の実習で受講者のみなさんが制作し円山公園へ設置したものです。

今回は受講者6名と昨年の受講生でタウンガーデナーの2名が集まりました。

岡田講師から切り戻しのポイントの説明切り戻した場所を確認中

メンテナンスの指導はコンテナガーデンづくりで講師を務めた旭山記念公園の岡田主任です。

今回のメンテナンスのポイントを教えてもらいながら、みなさんですくすくと生い茂った植物の切り戻しを行っていきます。

 一人で一基のメンテナンスを実施しました残りの三基をみんなで実施しました

最初は「こんなに切って大丈夫かな」と躊躇する声も聞こえましたが、岡田主任の「すぐにまた成長するから大丈夫」という言葉を聞き、ハサミを持つ手にも迷いがなくなります。手慣れてくると作業スピードもアップして、あっという間に終えることができました。おかげで生い茂った葉に埋もれていたマリーゴールドにも日が当たるようになりました。

メンテナンス後の様子パークセンター横が華やかになりました

コンテナガーデンのメンテナンス後は、6月10日の「たねダンゴづくり」でダンゴを植栽した円形花壇の除草と、コスモスの種まきをしました。

除草中の花壇の様子

雑草に埋もれて、発芽したたねダンゴがわからなくなっていましたが…

除草後の花壇の様子

内側の散水ホース周辺に、たねダンゴの成長をしっかりと確認できるようになりました。

 

次回の円山での課外活動「コンテナメンテナンス」は2週間後の7月19日(水曜日)に行います。

また、来週7月12日(水曜日)には、百合が原公園での課外活動「一年草花壇のメンテナンス」を実施します。

前回のメンテナンス講座で摘心した部分はどうなっているかなど、変化を確認しながらメンテナンスを実践しましょう。

本日は暑いなかでの作業、お疲れさまでした。

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第9回目 花壇メンテナンス

2023年6月24日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第9回目「花壇メンテナンス」の実習を百合が原公園を会場に行いました。講師は当協会職員で百合が原公園勤務の戸倉倫が担当しました。

今回の実習では花壇のメンテナンスのポイントを学び、5月に行った「一年草の花壇づくり」の実習で植栽した花壇を実際にメンテナンスします。

戸倉講師から施肥の仕方、花がら摘みのタイミングや切る位置、目的にあった摘心の方法などの説明を受けた後、まずは、花壇内と花壇周りの除草を行いきれいにしました。

戸倉講師の講義の様子メンテナンスの説明を聞いています

花壇内の雑草はなるべく根を残さないようにしっかりと除草し、花壇縁の伸びた草は花壇との境界がわかるようにハサミで切って整えます。

除草作業中雑草を根からしっかり抜いています

きれいに整ったところで、次に施肥を行います。

施肥は1株あたりひとつまみが目安とのこと。‘ひとつまみ’の感覚には個人差がありそうですが、手にのせた時に中指のみに肥料が溜まるぐらいだそうです。

肥料はやりすぎてもかえって株が弱ってしまうこともあるので、みなさん肥料の量と施肥の位置に気を配りながら作業をしました。

カサブランカの支柱立ての様子ブルーサルビアの摘心の様子

最後に摘心と花がら摘み、カサブランカの支柱立てです。

カサブランカの支柱立ては「2本の場合はどうするか」「斜めに育った場合はどうするか」など、生育の状況に合わせた支柱立てや誘引方法を実践しながら学びました。

メンテナンス前の花壇の様子

実習前は雑草で花壇の縁がわからなくなっていましたが…

メンテナンス作業中の様子

みなさんのメンテナンスのおかげで、すっきりと花がきれいに映える花壇になりました。

メンテナンス後の花壇の様子 メンテナンス後の花壇の様子

今後もメンテナンス活動をしながら、自分たちで植えた花壇を整え、成長過程を見守っていきましょう。

みなさん暑いなかでの作業、お疲れさまでした。

 

 

【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第8回目 小さなポタジェ(寄せ植え)づくり

2023年6月17日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第8回目「小さなポタジェ(寄せ植え)づくり」の実習を豊平公園緑のセンターを会場に行いました。

講師は種まきとポット上げの実習から引き続きピュア・ポタジェ代表の藤井純子さんです。

今回は受講生のみなさんが種から育てた苗を使って小さなポタジェ(寄せ植え)を作る実習です。

種類ごとの摘芯の仕方や一番花を切る等の管理方法をおさらいし、まずは、藤井先生によるプランターを使った小さなポタジェづくりの実演です。プランターへの土の入れ方、苗の配置や扱い方等、寄せ植えの基本を先生の手元を間近に見て学んだ後、ひとりひとりプランターを使ってポタジェ(寄せ植え)を作っていきます。

種から育てた8種類の苗苗の生長具合を確認

先生のデモンストレーションの様子レイアウトの様子

苗の配置は「育つ様子をイメージしながら、奥が高く手前を低くするのがポイントですよ」と藤井先生。

受講生のみなさんは「これは大きくなるよね」「これは手前かな」と生長した姿を考えながら、一株ずつ丁寧に配置していきます。

また、プランターの中の土を寄せながら一つずつ植えていく方法を教えてもらい、

隙間から土を入れていくよりも葉が汚れないし、土もこぼれずにきれいにできると

作業のしやすさと仕上がりの美しさを実感しているようでした。

寄せ植えしている様子完成したポタジェ

みなさん手際よく作業を進め、各々の小さなポタジェが完成しました。

カモミールの収穫の目安

最後に藤井先生から、今回栽培したアリッサム、マリーゴールドなどのエディブルフラワーやハーブについてのお話をお聞きしました。

「ハーブは育てたことがあるけれどその先の活用方法がよくわからない」との声を受け、

ハーブの乾燥方法、ハーブの持つ有効成分、エディブルフラワーを使った華やかな料理のレシピなど活用方法を教えてもらいました。

また、藤井先生がハーブを育てるようになったきっかけや体験などの貴重なお話はみなさんも共感される部分が多かったのではないでしょうか。

 

今回で藤井先生による種まきから小さなポタジェ(寄せ植え)を作る実習は一先ず終了となります。

種から育てたことで栽培の流れや管理方法など実践することができ、これからは収穫の楽しみが待っていますね。

使用したプランターは、ポタジェを楽しんだ後も受皿を蓋にして積み重ねたり、中に道具を入れたりと、次の出番が来るまで収納として使えます。

このプランターを活用して、ぜひまたご自宅でも、見て楽しい、食べておいしいポタジェを作ってみてくださいね。