【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第10回目 ガーデン見学会
2023年7月15日(土曜日)、令和5年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第10回目は、滝野すずらん丘陵公園にてガーデン見学会を開催しました。
滝野すずらん丘陵公園は北海道唯一の国営公園で、400ヘクタールの広大な敷地の中、四季折々の「花」と「森」と「遊び」を楽しめる公園です。公園内は大きく4つのゾーンに分れており、今回は中心ゾーンのカントリーガーデンを見学しました。
東口ゲートから入場すると、色鮮やかな花と緑の寄せ植えやフォトスポットが来園者を出迎えます。
今回の見学会は滝野すずらん丘陵公園のガーデンツアーで活躍されているフラワーガイドボランティアの会の伊藤さんと竹内さんに案内していただきました。
東口休憩所から中央口休憩所方面へ、緩やかな園路を下りながら見頃の花を見学します。
ネペタ、ラベンダー、サルビアなどがきれいに咲いています。
今年のサルビアはストライプに植栽され、爽やかな印象です。
サンジャクバーベナとゴンフレナの咲く小道を抜けた先には…
一面にまだ小さくかわいらしいコキアが広がっていました。生長し赤く色づく秋が楽しみですね。
中央口休憩所近くの‘水の広場’には、園内にある4つの滝をイメージした人工の滝があります。
その中の1つは滝の裏側を通ることができると聞き、ワクワクしながら進みます。
外側からみると滝の中を歩いているように見えます。
裏側からは水の中にいるような幻想的な風景が広がり、ちょっとした冒険気分を味わうことができました。
‘水の広場’から‘まきばのせせらぎ’、果樹や野菜など実りのある植物が育つ‘収穫の谷’を抜け、‘花人の隠れ家’に着くとピアノの花壇がありました。
本物のグランドピアノを土台にしているそうです。
素敵に寄せ植えされていたので、受講生のみなさんはどんな花が使われているのか、どのように配置しているのかなど、いろいろな方向から興味深く観察していました。
このあと、これから見頃を迎えるアナベルや‘くらしの花園’という屋上に造られたハーブガーデンを見て回り見学会を終えました。
時折強い雨が降る中での見学となりましたが、ガーデニング講座で一緒に学ぶ仲間とのひと時は共通の話題で話も弾み、「雨だけど楽しかった」という声が多く聞かれました。
「天気の良い日にまた来たい!」というのはみなさんの共通の思いですね。
また、ガイドボランティアのお二人の丁寧な説明と豊富な知識には驚く受講者さんもいたほど。
知らずに通り過ぎてしまうような植物や場所などもガイドさんと一緒ならさらにガーデンを楽しむことができますね。
フラワーガイドボランティアによるガイドツアーは東口休憩所「花の情報館」にて受付しています。
来園の際にはガイドと一緒に四季折々の花々を楽しむのはいかがでしょうか。
雨の見学会は印象深い思い出となりそうですね。みなさん本当にお疲れさまでした。
















