札幌市都市緑化基金

花や緑を通じて社会や地域で活動するボランティア・都市緑化サポーターの養成を目的とした「さっぽろまちづくりガーデニング講座」の【講義編】が、1/16(木)より始まりました。

昨年春～秋にかけて実習編を受講済みの方や、冬の間講義で学んだ後に春から実習を控えている方、講義のみ受講される方々が参加しています。

記念すべき第１回目の講師は、ハーブコーディネーターでありボランティア団体「グリーンエプロンズ」代表の　狩野亜砂乃さんでした。初回テーマにふさわしく「ガーデニングボランティア」について講義をしていただきました。

活動を始めるにあたって必要なこと、活動を始めてみるとどうしても出てきてしまうお悩み、活動をするにあたって大事なことなどをお話いただきました。

その中でも特に印象的だったのは、ボランティア活動を”がんばりすぎない”ということ。余力を残して７～８割くらいで行うのが、自分も周りもうまくいく　とおっしゃっていました。自分ができる　最低　と　最高　を決めておいて、苦しくなく余裕をもって活動できることが、楽しく続けられるコツなのですね。

南区真駒内　エドウィン・ダン記念公園でのグリーンエプロンズ　活動のようす

グリーンエプロンズでは活動期に、月に１回程度・２時間ほどの作業をされていたそうです。昨年の夏に取材で伺ったのですが、そのくらい短時間の管理とは思えない程立派に成長し綺麗にまとまった花壇でした。暑いなかの作業でしたが、みなさんおそろいのエプロンを身にまとい、テキパキかつ和気藹々と楽しそうにメンテナンスをされていた様子を思い出しました。

それから、町内会や区土木センターなどの行政の力を最大限に活用させてもらうのも賢い方法　ということでした。

ちなみにこちらの札幌市都市緑化基金では、「さっぽろガーデンシティ活動事業助成」という助成制度を行っているのをご存知でしょうか？

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札幌市内における都市緑化の推進や緑化活動によるコミュニティ活性化のため、事業経費を助成する制度です。平成２６年度の募集をそろそろ開始しますので、チェックしてみてくださいね。

札幌市南区にある「北の沢コミュティーガーデン・みんなの丘」も、このさっぽろガーデンシティ事業助成を利用し、野菜花壇のポタジェを造成しました。

その他、主に活動されている南区でのとりくみなどのいろいろな例をお話いただきました。

休憩を挟んで後半では、花壇でとれた植物や野菜などを利用して地域で活用するご提案です。ただ作業するだけではなく、自分たちが一生懸命育てた植物でまた何かを生み出すのはとても充実感がありますよね。メンバー同士の一体感もうまれます。

これから活動をしようとお考えの受講者さんには、とってもためになるお話がいっぱいでしたね！ボランティア活動のイメージが沸いたのではないでしょうか。

＜番外編＞

滝野丘陵すずらん公園にある「くらしの花園」は３０周年を記念して、かりのさんに監修いただいたハーブガーデンです。こちらではガーデンで獲れたハーブを使ったさまざまな講座「くらしの花園ハーブらいふ」が行われていますので、興味のある方は是非参加してみてください^^

さーて来週の講義は^o^

グリーンエプロンズも登録している「花と緑のネットワーク」をはじめとした、市民のみなさんによる花と緑によるまちづくりがテーマです。

毎週水曜日　１８：１５～２０：１５　全１０回の講義

都度のお申し込みでしたら受け付け可能ですので、札幌市公園緑化協会　事務局までお問い合わせください♪

tel : 011-211-2579