公園内には主役となるライラックの他、みどりのもう一つの主役であるハルニレなど10種類以上の樹木が植栽されています。
ハルニレ(春楡)
ニレ科/落葉広葉樹
別名/アカダモ、ニレ、エルム
札幌を代表する自生種で、世界4大並木の一つ。(他はトチノキ、プラタナス、シナノキ)
葉の出る前の4月から5月に赤褐色の小さな花が集まって咲く。
チシマザクラ(千島桜)
バラ科/落葉広葉樹
別名/エトロフザクラ
最北地の桜で、日本列島では最後に咲く。
花は淡紅色から白色で5枚の花びら。
エゾヤマザクラ(蝦夷山桜)
バラ科/落葉広葉樹
別名/オオヤマザクラ、ベニヤマザクラ
山地や公園で見られる、北海道の桜の代表格。
道外ではオオヤマザクラと呼ばれる。
キタコブシ(北辛夷)
モクレン科/落葉広葉樹
別名/コブシ
4月から5月に、春の訪れを告げる白い大きな花が開き、甘い香りがする。
ぼこぼこした形の果実が、人の握りこぶしに似ていることから名前が付いた。
ヤマボウシ(山法師)
ミズキ科/落葉広葉樹
英名/Japanese strawberry tree
6月から7月に小さな淡黄色の花が球状に数十個集合して咲く。
周りの白色~淡紅色の4つの花びらのように見えるのは苞。
果実は食用になる。
ハシドイ(丁香花)
モクセイ科/落葉広葉樹
別名/ドスナラ
英名/Japanese tree lilac
ライラックの仲間で北海道の自生種。
6月末から7月に黄色味がかった白色の小さな花が多数集まって咲く。
地方によっては、キンツクバネ、ギンツクバネとも呼ばれる。
イタヤカエデ(板屋楓)
カエデ科/落葉広葉樹
北海道の代表的なカエデ。
樹液は日本産カエデ類の中で最も糖分が多く、春先のものは飲用に、また煮詰めるとメープルシロップになる。
カエデは葉の形が変えるの手に似ていることから、イタヤは葉がたくさん茂り雨が降っても水が漏れないため板屋根のようだということからついた。
シナノキ(科の木)/オオバボダイジュ
シナノキ科/落葉広葉樹
別名/アカジナ
木材としても用途の多い樹木で、花の蜜はハチミツとなる重要な木である。
近縁種のオオバボダイジュは葉の裏と冬芽に毛が生え若葉も気が多いが、シナノキは葉も冬芽も無毛。
公園内には、シナノキとオオバボダイジュが植栽されている。
ヤマモミジ(山紅葉)
カエデ科/落葉広葉樹
別名/モミジ
手のひら状の葉をもつイロハモミジ又はオオモミジの変種。
果実・翼果は2つが合わさってやや斜めに開き、9月から10月に成熟する。
ツリバナ(吊花)
ニシキギ科/落葉広葉樹
別名/エリマキ
紅葉と赤い実が美しく、赤い実は9月から10月に熟して5つに裂ける。
5月から6月にはやや紫がかった淡緑色の花が咲く。
つり下がるように付いた花や実が風に揺れる姿から名前が付いた。
シモツケ(下野)
バラ科/落葉樹
高さは1mほどになり、6月から8月に紅色~淡紅色の花を多数つける。
ツルアジサイ(蔓紫陽花)
ユキノシタ科/落葉つる性木本
別名/ゴトウヅル
気根があり、他の木や岩に這い登る。
6月から7月に、径5mmほどの小さな花を多数と、約3cmの白いがく片が3枚から4枚ある装飾花が咲く。
コンコロールモミ
マツ科/常緑針葉樹
別名/コロラドモミ
プンゲンストウヒなどに比べ、葉がやわらかい。
モンタナマツ
マツ科/常緑針葉樹
別名/ムゴマツ
公園などでおなじみの、半球形の低木。
1本の木に雄花と雌花がつく。雄花は黄褐色の花が多数集まって咲き、雌花は、帯赤黄色。球果は、3年目の秋、帯黄褐色に成熟。
ラテン語でmontana(モンタナ)は山地の意味。
ハイビャクシン(這柏槙)
ヒノキ科/常緑樹
別名/ソナレ
イブキの変種で、ほふく性で幹は地面を這う。
















































