第8回にしおか魚組「水源池調査」

今年度最後の野外活動は「水源池調査」です。

西岡公園の見所のひとつである大きな池に、魚組の隊員と調査にでかけました。

大きな西岡水源池

※真ん中に小さく見えるのは、魚組の隊長です。水源池は深いところもありますが、大体が浅く、タモ網で調査できます。

今回の調査では、タモ網・投網のほかにどうを仕掛け、大きな魚も狙ってみました。

※水源池への立ち入り、投網・どうの使用に関しては、札幌市から特別な許可を得て行っております。

許可なく池に侵入すること、捕獲漁具を使用することは認められておりませんので、ご了承ください。

どうを準備中

仕掛けには魚を誘引するためのエサを入れ、重りとなる石と一緒に沈めます。

なるべく遠くへ!!

あとはタモ網では調査できない深いところめがけて、どうを設置!!(投げただけですが…)

しばらくしてから回収します♪♪

どうを設置後は場所を移動し、タモ網で捕獲調査を行いました。

魚はいるかな?

 

10月の水源池はとても水温が低く、この日は9.8℃しかありませんでした。

最初は隊員たちも「濡れたくない」「入らなくても調査できる」となかなか入りたがりませんでしたが、一人の隊員が果敢に調査を行っている姿を見て、徐々にみんな調査をしはじめました。

季節のせいか、ここ最近の天候のせいか、思うように魚は捕獲できませんでしたが、それでも数匹は捕まえられたので、成果はありました!!

イバラトミヨ・ヌマチチブ・トウヨシノボリなどを確認しました。

そして、西岡公園のスタッフがうった投網にはなんと!!

記録にはあったがしばらく確認できていなかったワカサギを1匹、捕獲することができました☆

ワカサギゲット

 

イメージより大きく、体長約13㎝のワカサギでした。

 

…話はさかのぼり、調査の前半で沈めたどうですが、実は昨年、魚組で一度同じように水源池にどうを沈め調査を行いましたが、その時は1匹も捕獲できませんでした。

そんなこともあり、今回も若干の不安はありましたが、今年の水源池調査では見事!!どうで魚を捕獲することができました。

エゾウグイ

数は2匹と少なかったですが、隊員たちが仕掛けたどうに魚が入り、一安心でした♪

約20㎝ほどの大きなエゾウグイと、ウキゴリを捕まえ、こちらも大きな成果でした。

 

今回は寒い中での調査でしたが、みなさん最後までお疲れ様でした。

また来年の春、元気に外で活動しましょう☆

 

今年の野外活動はこれで終了ですが、一年間の活動のまとめ・報告展・報告会があるので、にしおか魚組はもう少し、集中を切らずに頑張ります!!