第7回にしおか魚組「水生昆虫調査」

こんにちは。

第7回の魚組は、毎年恒例「水生昆虫調査」を行いました。

調査日は9月6日(土)でしたが、ヒグマ出没の関係により、園外下流での調査となりました。

※8月26日~9月9日まで園内立ち入り禁止です

今回のゲストは、【酒井 健司さん】

西岡公園の水生昆虫調査に毎年ご協力いただいている、水生昆虫の専門家の方です。

 

水生昆虫調査は、魚の捕獲方法と異なり、川底に沈んでいる石の表面を手でこするようにして行います。

水生昆虫捕獲!!

調査慣れしている継続隊員たちが、今年入った新隊員たちに捕獲方法を教える姿が見られる調査でもあります。

2~3人で協力して大きな石を持ち上げたり、ひたすら小さな石をひっくり返して調査するなど、様々な調査スタイルが見られました。

調査風景

水生昆虫は、注意深く探さないと見逃してしまうほど小さな生き物なので、隊員もスタッフもよく目を凝らして調査しました☆

捕獲後は、種類と数を計測する「ソーティング作業」を行いますが、小さくて似た種類がたくさん存在する水生昆虫のソーティングは、なかなか根気のいる作業でした。

ソーティング作業

捕獲した全種類を管理事務所に持ち帰り、酒井さんの解説を聞きながら観察しました。

今年捕獲できた水生昆虫

隊員たちは、酒井さんに教えてもらった水生昆虫の生態や種類ごとの特徴を、たくさんノートにまとめていました♪

酒井さんの解説☆

水生昆虫のことを理解したうえで、活動の最後にスケッチも行いました。

それぞれ好きな水生昆虫を選び、小さいものは顕微鏡を覗きながら、形や色など、正確に描いていました。

 

酒井さん、毎年恒例となっている水生昆虫調査に、今年もご協力いただきありがとうございました。

魚組は魚だけではなく、それに関わる水生昆虫などの調査も継続的に行い、西岡公園の水生生物の保全や保護に役立つよう、今後も記録や情報を蓄積したいと思います。

魚組のみなさん、今回の調査もお疲れ様でした!!

 

次回は「水源池調査」です。

大きな池には、どんな魚が泳いでいるのでしょうか??