こんにちは!!
第6回のにしおか魚組は遠征調査を行いました。
今回調査を行った場所は、支笏湖に流れ込む渓流「オコタンペ川」の河口です。
湖と川、両方の環境が楽しめる場所でした。
ゲストには、千歳サケのふるさと館の副館長を務める【菊池基弘さん】にお越しいただきました♪
天気も良く、風もない、気持ちの良い日で、到着してすぐに隊員たちは調査を始めました。
ライフジャケットを着用し、シュノーケルや箱メガネを使用して、タモ網でたくさんの魚を捕りました。
支笏湖は水の透明度が高く、上から水中を除くと肉眼で魚を見ることができるうえ、魚たちは近づいてもなかなか逃げません。
小さなエゾウグイの大群や、大小様々なヌマチチブ、たまにトウヨシノボリなどが捕獲できました。
中でも多く捕れたのがスジエビで、なんと!!!約530匹も捕れました。…多すぎますね。
※スジエビは写真撮影後、逃がしました
小さくて可愛らしいスジエビも、これだけの数が揃うとなかなか迫力がありました。
その後、菊池さんに投網を打ってもらい、タモ網では捕獲できない大きなエゾウグイやヌマチチブを捕獲してもらいました。
ここで湖での調査を終え、今度は全員で川へと向かいました。
川では菊地さんにショッカーを使用していただき、捕獲するところを見学させていただきました。

↑事前にショッカーの説明をしていただいた
※特別な許可を得てショッカーを使用しています
いつもは大はしゃぎの隊員たちですが、近づいて電気が流れてしまうとかなり痛いと聞いたせいか、きちんと菊地さんから距離をとり、静かに見学していました。
川の下流で行ったせいか、たまたまなのか、数匹しか捕獲できませんでしたが、先ほどの湖では捕れなかった魚、西岡公園では見ることもできない魚が捕獲できました☆
↑アメマス:支笏湖にもともと生息している魚の一種。顔が丸くて愛嬌があります。
支笏湖とオコタンペ川の調査は、西岡公園と”同じ環境”それから”違う環境”のどちらも楽しめるところがあり非常に充実していました。
また機会があれば、ぜひ調査してみたい場所でした☆
支笏湖の調査を終えた魚組は、午後から「千歳サケのふるさと館」を訪問しました♪♪
副館長の菊地さんに館内をご案内していただき、たくさんの魚たちが入っている大きな水槽や、スタッフが働いているバックヤードなども、特別に見学させていただきました!!
↑大水槽の最前でじっくりと見学する魚組の隊員たち。カメラを構えると全員ピースしてくれました。
↑こちらは中水槽。この水槽ではエサやりの瞬間が見学でき、投げ込まれたエサに敏感に反応を示す魚たちの姿がとても綺麗でした☆
バックヤードでは、水槽を上から見下ろしたり、魚たちにあげているエサを見たり、地下にある大きな「水槽内の環境を維持するための装置」を見たりと、なかなか見学する機会のないものをたくさん見させていただきました。
最後はエントランスに展示されていた、鹿児島県指宿市から贈呈の「オオウナギ」のエサやり見学をし、楽しい楽しい一日を終えました。
※大きな体をうねらせ、エサめがけて水中から飛び出す姿が見どころでした。目の前で見られるので、おススメです♪
ゲストの菊地さんには、限られた時間のなか、ふるさと館の案内や隊員の質問への受け答えなどをしていただき、本当に良い時間を過ごさせていただきました。
お忙しいところ、魚組の活動に一日お付き合いいただき、ありがとうございました。
↑サケのふるさと館、インディアン水車前での集合写真
↑最後の最後、隊員たちから質問攻めに遭う菊地さん。帰る直前までお相手していただき、本当にありがとうございます。
今回の遠征調査、午前午後と内容たっぷりで、隊員も大人も楽しんでいました。
支笏湖・オコタンペ川に棲む生き物や環境が、西岡公園とどのように違うのか、隊員たちも感じてくれたと思います。
また、サケのふるさと館では、千歳川に棲む魚たちが泳ぐ姿を見学し、楽しく勉強させていただきました☆
以上で、第6回にしおか魚組の報告とさせていただきます。
次回は水生昆虫調査!!
辛いソーティング作業に、新隊員がどう感じるのか!!
楽しみです。