昨日は、ヤンマ団の今年最初の調査活動でした!
今年の団員達は、これまで以上に気合いが入っていて、すでに初見表にも
10種以上のトンボが記録されています。
活動日には、たくさんトンボをとるぞ!と意気込む団員の思いが届いたのか、
前日まではぐずついた天気だったのに、活動が始まる頃には、少し日差しも見え始めました。
さぁ、トンボ調査に出発です!
今年新しく調査地になった「ヨツボしっち」では、シオヤトンボやヨツボシトンボのようなトンボが飛び回っていました。
一時も目を離すまいと、トンボを狙いますが・・・・・なかなか湿地から出てきません。もう少し網が長ければ・・・・と悔しがる団員達。
ヨツボしっちから、木道広場までの遊歩道では、エゾコヤマトンボの羽化にも出会いました。エゾコヤマトンボは、この木柵がお気に入りのようで、柵にぶら下がって羽化します。エゾコヤマトンボをテーマに選んだ団員は、羽化した位置や、状態を記録していました。少しでも多くのデーターを集めて、研究してくださいね!
トンボとりの名人横山さんとそっくりなポーズでトンボを狙うのは、
一年生の新団員。プロのまねをしたら、なんだかたくさんトンボが捕れそうですね!!
水源池沿いのドイツトウヒには、4匹もコオニヤンマが羽化していました。
コオニヤンマは、八つ橋付近で羽化することが多いので、少し川からも離れたこの場所で羽化するのは、珍しかったですね。しかも4匹も木に付いていることは、そうそうありません。団達もビックリです!
ヤマトンボ池では、羽化したばかりのモノサシトンボも見つけました。
今年の初見記録でしたね!
他にも、ねらい目にしていたニホンカワトンボやモイワサナエ、西岡では数が少ないコサナエも採集し、不安な天気の中で意外に収穫が多い一日となりました。
午後からは標本作り。
今年からは、横山さんの作り方に習って、標本を作ります。
今までは展翅板を使っていましたが、今年からは三角紙とホッチキスで作ります。作り方が変わるので少し心配でしたが、団員達は真剣にお話を聞いて、作業をしていました。横山さんのように美しい標本が作れるように、少しずつがんばりましょうね。
心配した天気も、午前中はなんとかもってくれましたが、活動が終わる頃にはまた雨が降り出しました。みんなの思いが空の神様に通じたのでしょか?!本当に良かったですね。
次回は7月12日。春先に羽化したトンボがビュンビュン飛び回る時期です。
次回もみんなで元気に調査しましょうね!