にしおか魚組~外来種調査&川の水族館をやりました!

昨日は、にしおか魚組の活動日。今回は、八つ橋に捨てられた生き物がいないか
調査する「外来種調査」と、捕れた魚を展示する「川の水族館」をやりました。

まずは、八つ橋付近(月寒川下流)で、外来種調査です。
みんなで魚をとりつつ、外来種がいないかを探しました。

とれた魚は、いつものように1匹ずつ記録をします。
大きなエゾウグイや、フクドジョウの他に、小さな小さな稚魚もたくさん捕れました。
よ~く顔をみると、それぞれ大人の魚と同じ顔をしています。元気に成長してほしいですね。
魚の他にも、スジエビがたくさんいたり、ヤゴも色々いました。八つ橋に生息している
ホンサナエやコオニヤンマのヤゴはいつものようにたくさんいましたが、
コシボソヤンマのヤゴが少なかったのが、印象的でした。
ヤンマ団でも、コシボソヤンマが少なくなったという話が出ているので、少し心配です。

午後からはいよいよ川の水族館!!
午前中に捕れた魚を紹介する「水槽展示」は、大人も子どもも興味津々!

こちらはクイズラリーです。隊員たちがそれぞれのポイントについて、
クイズを出します。今回は、外来種がメインのクイズをやりました。
「西岡公園にいる外来魚はどれ?」「もともと西岡公園にいなかった虫はどれ?」
などのクイズは、意外に知らなかった人も多くて、好評でした。

クイズラリーの最後は、6年生の隊員による外来生物のお話です。
在来生物に及ぼす影響や、私たちにできることなど、熱く語ってくれました。
その気持ちが伝わったようで、みなさん真剣にお話を聞いてくれました。

「生き物を放さないで」というPRは、魚組の子ども達も使命感をもって毎年
やっています。昨日は、100人近いお客さんが来てくれて、皆さん興味を
もって聞いてくれたので、本当に良い機会になったと思います。

参加者の皆さんからの感想も、とても好評でした。
参加してくれた皆様、本当にありがとうございました!!

来年は、ヤンマ団と合同でやっても良いね!なんて意見も出ています。
来年もこの時期に楽しい野外展示をやる予定なので、ぜひ皆様お越しください。