9月19日「おさんぽガイド」がありました

おさんぽガイド

秋晴れの気持ちいい西岡公園です。

池ではカイツブリの親子がぷかぷか泳いでします。時おりポコンと水に潜る姿が見られますよ。

そんな西岡公園では「おさんぽガイド」が行なわれました。

ゴマナの白い花

ゴマナがあちこちで咲いています。

ミゾソバの淡い桃色の花

ミゾソバ

ユウゼンギクの淡い紫色の花

ユウゼンギク

エゾトリカブトの紫色の花

エゾトリカブトの紫色の花

エゾトリカブト

アキノキリンソウの黄色い花

アキノキリンソウ

マムシグサの赤い果実

マムシグサ

アクシバの赤い果実

アクシバ

マイヅルソウの赤い果実

マイヅルソウ

マルバノヤマホロシの果実

オオマルバノホロシ

ノブドウの紫色の果実

ノブドウ

ミヤマガマズミの赤い果実

ミヤマガマズミ

ウマミツバの果実

ウマミツバの果実がひっつきむしになっていました。

がく片だったところにかぎ状の棘があって、動物や人の衣類などにくっついて運ばれますよ。

動物による付着散布する植物の種子は「ひっつきむし」などと呼ばれています。

「ひっつきむし」にはべたべたする粘液でくっつくタイプなどいろいろありますよ。

キンミズヒキのひっつきむし

キンミズヒキはこんな「ひっつきむし」

ノブキの「ひっつきむし」

ノブキの「ひっつきむし」

ハエドクソウの「ひっつきむし」

ハエドクソウの「ひっつきむし」

他にもヤブハギやクルマバソウの「ひっつきむし」にも出会えましたよ。

参加者の皆さんの様子

秋の森の中で皆さんでいろいろな生き物を観察できましたね。

ボランティアのさんが解説している姿

ボランティアのさんが解説してくれます。

エゾフユノハナワラビ

シダの仲間のエゾフユノハナワラビの胞子を出す胞子葉が上がっていました。

オシダ

シダの仲間のオシダの大きな葉が拡がっています。

オシダのソーラス

葉の裏を見ると円いつぶつぶが見えますよ。

この中には胞子が入っていますよ。

この胞子が入っている部分は、シダ植物の用語で胞子のう群(ソーラス)といってシダの種類によってできる時期も形も違うようです。

今日はオシダのソーラスの観察ができました。

アキノキリンソウミフクレフシ

虫こぶも観察しました。

アキノキリンソウミフクレフシですよ。

中にはタマバエの幼虫が入っています。

昆虫が植物に働きかけて姿を変化させてゆりかごとして使っていますよ。

今日は他にもさまざまな昆虫の観察ができました。

 

楽しいおさんぽガイドでしたね。

次回は再来週です。

参加された皆様、ガイドボランティアの皆様ありがとうございました。

 

園内をのんびりお散歩するのは心がリラックスしますよ。

たくさんの人と自然の不思議や感動を分かち合いながら歩くと、それはもっと楽しくなるかもしれません。

多くの人の目で観察すると発見も多くなります。

西岡公園ではイベント「おさんぽガイド」が定期的に開催されていますよ。

ご自分で自然散策する時のヒントにもなるかもしれませんね。

 

次回の「おさんぽガイド」は10月3日(金曜日)

ガイドボランティアのみなさんとおしゃべりしながら園内を散策しませんか?

7月から10月は、隔週金曜日の開催になります。開催時間は各回とも、13時から15時です。

小雨決行ですが、強風時は中止になります。

 

開催か判断に迷ったときは、当日の10時以降に管理事務所に電話でご確認、またはホームページでご確認下さい。

  • 参加費 200円
  • 持ち物 飲み物 双眼鏡(なければレンタルあります)
  • 小雨決行(開催の確認は当日10時以降ホームページで確認、または管理事務所までお問い合わせください)
  • 当日5分前までに管理事務所で受付をお済ませください。
  • 問合せ:西岡公園管理事務所
  • TEL 582-0050

おさんぽガイドのチラシ こちらからもどうぞ。↓↓

ガイドチラシR07