おさんぽガイド
秋晴れの気持ちいい西岡公園です。
池ではカイツブリの親子がぷかぷか泳いでします。時おりポコンと水に潜る姿が見られますよ。
そんな西岡公園では「おさんぽガイド」が行なわれました。
ゴマナがあちこちで咲いています。
ミゾソバ
ユウゼンギク
エゾトリカブト
アキノキリンソウ
マムシグサ
アクシバ
マイヅルソウ
オオマルバノホロシ
ノブドウ
ミヤマガマズミ
ウマミツバの果実がひっつきむしになっていました。
がく片だったところにかぎ状の棘があって、動物や人の衣類などにくっついて運ばれますよ。
動物による付着散布する植物の種子は「ひっつきむし」などと呼ばれています。
「ひっつきむし」にはべたべたする粘液でくっつくタイプなどいろいろありますよ。
キンミズヒキはこんな「ひっつきむし」
ノブキの「ひっつきむし」
ハエドクソウの「ひっつきむし」
他にもヤブハギやクルマバソウの「ひっつきむし」にも出会えましたよ。
秋の森の中で皆さんでいろいろな生き物を観察できましたね。
ボランティアのさんが解説してくれます。
シダの仲間のエゾフユノハナワラビの胞子を出す胞子葉が上がっていました。
シダの仲間のオシダの大きな葉が拡がっています。
葉の裏を見ると円いつぶつぶが見えますよ。
この中には胞子が入っていますよ。
この胞子が入っている部分は、シダ植物の用語で胞子のう群(ソーラス)といってシダの種類によってできる時期も形も違うようです。
今日はオシダのソーラスの観察ができました。
虫こぶも観察しました。
アキノキリンソウミフクレフシですよ。
中にはタマバエの幼虫が入っています。
昆虫が植物に働きかけて姿を変化させてゆりかごとして使っていますよ。
今日は他にもさまざまな昆虫の観察ができました。
楽しいおさんぽガイドでしたね。
次回は再来週です。
参加された皆様、ガイドボランティアの皆様ありがとうございました。
園内をのんびりお散歩するのは心がリラックスしますよ。
たくさんの人と自然の不思議や感動を分かち合いながら歩くと、それはもっと楽しくなるかもしれません。
多くの人の目で観察すると発見も多くなります。
西岡公園ではイベント「おさんぽガイド」が定期的に開催されていますよ。
ご自分で自然散策する時のヒントにもなるかもしれませんね。
ガイドボランティアのみなさんとおしゃべりしながら園内を散策しませんか?
7月から10月は、隔週金曜日の開催になります。開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行ですが、強風時は中止になります。
開催か判断に迷ったときは、当日の10時以降に管理事務所に電話でご確認、またはホームページでご確認下さい。
おさんぽガイドのチラシ こちらからもどうぞ。↓↓