2025年7月18日西岡公園では年に一度の夜のイベントがありましたよ。
この夜は生き物好きが集まって、北海道大学 環境科学院の学生さんや本別町歴史民俗資料館のスタッフさん、北海道トンボ研究会の皆さんなどの生きものの専門家から身近な生きものの不思議でワクワクするお話をたっぷりと聞くことができましたよ。
集まった来園者の皆さんももちろん生き物が大好き!
好奇心たっぷりのメンツが集まって盛り上がりましたよ。
「ヤツメウナギのひみつ-あなたの町は何ヤツメ?‐」のコーナーではヤツメウナギの最新の研究のお話を聞いたり、水槽の中の生きているヤツメウナギと触れあうことができました。
子どもたちは水槽の中のヤツメウナギにくぎ付けです。
ヤツメウナギのひみつが少しわかりましたね。
繫殖行動の映像も見せていただきました。
西岡公園にいるスナヤツメはどうやら「ウチワスナヤツメ」らしいこともわかりました。
分布域の調査はまだ続くとのことです。今後の研究の成果も気になります。
「オオルリオサムシの体色の多様性」のコーナーでは、きれいに光る大きな甲虫「オオルリオサムシ」をじっくり観察できました。
地域によって色が違うなんてびっくり!
オサムシ好きの高校生も一緒に解説に挑戦していましたよ。
「サケの仲間の色・模様」のコーナーでは、魚の虹色に光る体色に魅せられて研究する道を選んだ学生さんが解説してくれました。
魚ってキラキラ様々な色にきらめいて見る角度でちがった色に見えたりしますよね。
魚をスケッチして作られた塗り絵で子どもたちを楽しませてくれていましたよ。
おなかが黄色いのがわかりますか?この色が成長過程の一時期に出ることに気が付いて研究をされていることもお話ししてくれました。
「ラン科の菌従属栄養植物」の展示は本別町歴史民俗資料館のスタッフが展示をしてくれました。
学生時代には西岡公園をフィールドにして菌従属栄養植物のギンリョウソウの研究をされていましたよ。
植物は菌と関わりあって生きているものが多く、特にラン科は菌類の力を借りて発芽するという不思議な生き方をしています。
そんなラン科植物についての興味深い展示でした。
缶バッジが作れるコーナーもお子さんたちに大人気でした。
世界で一つだけの自分で描いた絵の缶バッジは嬉しいですね。
ナイトハイクも満員御礼。参加された方風邪ひいてませんか??
夜の森の中をみんなで歩きました。
小さなお子さんから大人までみなさんで楽しみましたよ。
雨が降りましたがキャンセルもなく皆さんと一緒に探検しました。
雨の中でも少数ながらホタルが光りながら飛んでいたのが発見でしたね。
「北海道のトンボ」の美しい映像を見ながらの解説もありましたよ。
北海道にいるさまざまなトンボの写真がきれいでした。
皆さんトンボという昆虫を知っているようでも、実はよく知らなかったのではないでしょうか?
さすが「北海道トンボ図鑑」著者のおひとりですね。
面白い生態についてのお話もたっぷり聞かせてくださいました。
このコーナーでは西岡ヤンマ団を卒業した学生さんたちも展示解説をしてくれました!
雨の天候でしたが、たくさんの人に来ていただけました。
参加された皆さま、展示解説をしてくださった専門家の皆さま、ありがとうございました!!