今日も西岡公園はたっぷり雪が降りました。
真っ白な雪におおわれた池に佇む取水塔の屋根にも雪が積もっています。
森の中の針葉樹も雪をかぶって、冬の北国らしい風景です。
雪が止むとじっとしていた鳥たちが行動開始します。
さえずったり、飛び回ったり、餌をついばんだりしますよ。
キツツキが樹を連続してつつく「ドラミング」も聞こえてきます。
そんな西岡公園では「西岡公園見聞録」を発行しましたよ。
「西岡見聞録」、園内マップのPDF版はこちらから ↓↓↓
池のほとりの大きなカラマツにはたくさん球果(マツボックリ)が付いていて、それを食べるために鳥たちが集まっていました。
森の中のフカフカの雪がスノーシューを楽しむには良いコンディションです。
管理事務所では300円でレンタルがありますよ。
人が歩いたところがけもの道になっています。
ツルアジサイの装飾花のドライフラワーが樹に付いています。
4枚の花弁に見えるのはがく片ですよ。
ツルアジサイはつる性の樹木です。
他の樹木に幹や枝から気根を出して付着し、絡みながら這い登ります。
こちらは低木のノリウツギですよ。
「サビタ」といったほうがぴんとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ノリウツギも花に見えるのは装飾花ですよ。
これはイワガラミです。
ツルアジサイと同様に、他の樹木に幹や枝から気根を出してくっついて、絡みながら這い登ります。
ツルアジサイとの見分け方は、イワガラミの花びらに見える「がく片」は1枚という所です。
北海道ではイワガラミの方が少ないように思います。
イワガラミは秋の紅葉の時に葉が色が抜けて白っぽくなります。
イワガラミは秋の透明感のある落ち葉も素敵ですよ。
イワガラミのドライフラワーのついた大枝が西岡公園の管理事務所に展示してあります。(期間限定です)
園内では高い所にあって観察が難しいですが、この機会に管理事務所で間近でご覧になってください。
西岡公園は園路に雪が積もっています。
散策の際には長靴や滑りにくい靴などで対策をお勧めします。