園内の紅葉は5割くらいまで進み、これから日々一刻と変化していきます。
落葉も進み少し明るくなった森の中では、小さな鳥たちが複数の種類で一緒に群れになっている「混群」を作って飛び回っていますよ。
たくさんの目で捕食者にいち早く気が付き、鳴き声のコミュニケーションによってお互いに捕食されることを回避出来ること、捕食の確率が減るなどのメリットがあるといわれていますよ。
エナガ、ハシブトガラ、コゲラ、シジュウカラなどの混群がゆっくりと森の中を通り過ぎていきます。
池には水鳥たちが水面に浮かんでいます。
オスの水鳥がだんだんと美しい繁殖羽に変化していく季節です。
水鳥は池が凍ってしまう冬までのあと少しの間、姿を楽しませてくれていますよ。
そんな西岡公園では西岡見聞録11月号を発行しました。
晴れて、風のない時には池が水鏡になります。
空や紅葉が映り込む様子は何度見ても笑顔になります。
池の周りのシラカンバの葉も黄色くなっています。
シラカンバの落ち葉
オヒョウは葉の形がユニークですね。
落ち葉を見つけたら触ってみてください。
ざらざらした手触りですよ。
ツタウルシの赤い葉。
こちらはかぶれることもあるので、触らないようにしましょう。
紅葉しない針葉樹と紅葉する広葉樹のコントラストがはっきりしてきました。
管理事務所の裏の広場はエゾリスや野鳥の姿がよく見られます。
樹々の紅葉の色合いの違い、太陽光の強さの加減、風に揺れる影、舞い落ちる落ち葉が織りなす美しさはこの季節限定の贅沢です。
西岡公園はシラカンバなど秋に葉が黄色くなる樹木が多いのが特徴です。
イチョウも黄色く色づきました。
暖かい服装と歩きやすい足元で散策をお楽しみください。
花や山菜、鳥、獣、魚類の採取・傷つける行為は禁止となっております。
園路以外のエリアは立ち入り禁止です。
皆さまのお越しをお待ちしております。