10月4日「おさんぽガイド」

10月4日「おさんぽガイド」を開催しました。

気温が下がり、園内に雪虫が飛んでいましたよ。

小雨が降ったりやんだりのお天気です。

池と赤い屋根の取水塔

池には水鳥の姿が増えました。

今日はオシドリが30羽以上いましたよ。

コガモ、マガモ、カイツブリの姿もあります。

そんな西岡公園では「おさんぽガイド」開催しました。

トレーに乗った2種類の果実

出発前に管理事務所でキタコブシとホオノキの果実を観察しました。

近頃、園内で見かけますよ。

キタコブシや、ホオノキの果実は集合果です。

集合果は、一つの花に複数の雌しべがあって、それぞれのの雌しべが成熟したものが集まって1つの果実を作るタイプの果実ですよ。

イチゴなどもそうですね。

キタコブシの果実

森の中でキタコブシの果実に出会えましたよ。

赤いコマユミの果実

小さなコマユミの果実

ナナカマドの赤い果実

ナナカマドの赤い果実

オレンジ色のズミ

ズミの果実です。

赤いアクシバの果実

赤いアクシバの果実も見頃です。

赤いアクシバの果実

まん丸でピカピカです。

アオダモの翼のついた果実

アオダモの果実も実りました。

黄色い落ち葉のある園路

園路に落ち葉のある季節になりましたね。

落ち葉のクイズをする ボランティアさん

落ち葉のクイズもありましたよ。

これなーんだ?そっくりな落ち葉の違いを教えてもらえましたよ。

朽木から生えるキノコキノコ

朽木から生えるキノコキノコ

さまざまなキノコも見つけましたよ。

朽木から生えるキノコキノコ

サッポロマイマイ

オカモノアラガイ

小雨が降ったりやんだりです。こんな日はツノを出して歩くカタツムリたちに出会えるチャンス。

ミズナラメウロコフシ

これは虫こぶですよ。

虫こぶとは、さまざまな虫が、植物に寄生することでできる部分です。

虫は植物の組織内に寄生して暮らしますよ。

この虫こぶには「ミズナラメウロコフシ」という名前がついています。

中にはミズナラメウロコタマバチという1匹の白いタマバチの幼虫が入っていますよ。

この季節に現れて、成熟するとポロリと落ちます。

虫こぶにはそれぞれ異なった名前がついていますよ。

ミズナラのメ(芽)の部分に出来る、ウロコ(鱗状の)フシ(虫こぶ)です。

虫こぶの名前のほとんどは、植物の名前と出来た場所、虫こぶの形態の組み合わせですよ。

 

参加者の皆さま、ガイドボランティアの皆さん、お疲れ様でした。

楽しかったですね。

ありがとうございました。

 

次回は今年度の最終回です。

ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。

紅葉の季節です。

秋の色彩と落ち葉の上を歩く感触を楽しみながら園内をゆっくりと散策しましょう。

  • 10月18日(金曜日)
  • 参加費 100円
  • 当日5分前までに管理事務所で受付をお済ませください。
  • 歩きやすい靴と羽織もの、飲み物、双眼鏡(なければレンタルもあります)

開催時間は13時から15時です。

小雨決行です。

荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。

おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓

「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)