6月21日「おさんぽガイド」開催しました
「おさんぽガイド」
野鳥たちの子育ての季節です。今朝はシジュウカラやキセキレイ親子の姿を見かけましたよ。
そんな西岡公園では「おさんぽガイド」開催しました。
蒸し暑くなりましたが、木陰は涼しいですね。
オニノヤガラがニョキニョキと顔を出し始めました。
黄色い花が咲き始めています。
オニノヤガラはランの仲間です。
人の背丈以上になることもある大型のランです。
しかも、光合成せずに栄養源は菌類の菌糸を分解して取り込むという、菌従属栄養植物と呼ばれるスタイルです。
白い植物、ギンリョウソウも同じ菌従属栄養植物ですよ。
園路のあちこちでハナニガナの黄色い花が咲いていましたよ。
他にもエゾタツナミソウ、ウツボグサ、タニギキョウ、オオヤマフスマ、オオダイコンソウ、イチヤクソウ、コイチヤクソウ、ツルアジサイ、ハシドイ、ミヤマナルコユリ、オニシモツケ、エゾイラクサ、クリンソウ、クルマバツクバネソウ、ツクバネソウが咲いていました。
菌従属栄養植物のギンリョウソウが果実になっていましたよ。
果実は花と同様に、白いです。
光合成しないので葉緑素がありません。
こちらはツツジ科です。
さまざまな科の植物が菌従属栄養植物という生き方を選んでいますね。
マイヅルソウの果実がウズラの卵の模様に色づき始めましたよ。
熟すと真っ赤になります。
アオダモの果実がひらひらと揺れています。
西岡公園ではアオダモの果実が実るのは珍しいです。
木道の手すりにはシオヤトンボがたくさんいました。ケースに入れて観察しました。
他にもニホンカワトンボ、ホンサナエ、サラサヤンマなどに出会えましたよ。
木道を歩いていると、黒い甲虫が歩いていました。
ケース越しに観察しました。
キマワリでしたよ。
ハリオアマツバメが水を飲みに来る姿を観察しました。
ハリオアマツバメはペアになっているものがほとんどで、優雅に池の上空を弧を描いて旋回しながら水面に近づくと、飛んだまま口を開けて水を飲みます。
水面にスーッと軌跡が残るので、水飲みをしたことが分かりますよ。
時おり上空からジュリリリリと鳴き声が聞こえていました。
マガモの親子にも出会えました。
フワフワのヒナは母鳥と一緒に行動しています。
マガモは生まれてすぐ、ふわふわの羽毛に包まれていて、自分で泳いで餌を採りまよ。
他にもキビタキ、ヒヨドリ、コゲラ、アカゲラ、カワセミ、アオジ、センダイムシクイがいましたよ。
参加者の皆さま、ガイドボランティアの皆さんありがとうございました。
ツタウルシ、ダニ、ハチなどに注意が必要な季節になりました。
歩きやすい足元と、肌を出さない服装で散策をお楽しみください。
園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。
皆さまのお越しをお待ちしております。
6月28日「おさんぽガイド」開催します
ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか。
- 6月28日（金曜日）
- 参加費 100円
- 当日5分前までに管理事務所で受付をお済ませください。
- 長靴などの靴と防寒着、飲み物、双眼鏡（なければレンタルもあります）
6月は毎週金曜日、7月から10月は、隔週金曜日の開催です。開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行です。
荒天などで中止の場合は当日11時までにホームページや園内の掲示板でお知らせいたします。
おさんぽガイドの日程についてはこちらからもどうぞ↓↓↓
「おさんぽガイド」はじまります。 – 西岡公園 (sapporo-park.or.jp)
