「西岡見聞録3月号」発行しました

「西岡見聞録」

今日の西岡公園は冷たい風が吹き雪が降っています。

管理事務所の近くではレンジャクの鳴き声が聞こえていましたよ。

そんな西岡公園では「西岡見聞録」3月号を発行しました。

見聞録3月号

見聞録3月号(マップ)

「西岡見聞録」、園内マップのPDF版はこちらから ↓↓↓

見聞録3月号(おもて)

見聞録3月号(マップ)

自然情報

ヤドリギとレンジャクの群れ

頭上から「リーリーリ...」と小さな鈴のような鳴き声がしています。

立ち止まって辺りをゆっくり見渡すと、枝から枝に飛び移る鳥が何羽もいましたよ。

レンジャクの群れがヤドリギに集まって果実を食べていましたよ。

尾の先が赤いヒレンジャクが10羽近く居ました。

尾の先の黄色いキレンジャクも交じっていましたよ。

ヤドリギ果実がまだ少し残っていたので、食べに来てくれたようです。

樹木にたくさんついたヤドリギ

樹々の高い所には、丸いボール状の鳥の巣のように見えるヤドリギがたくさん付いていますね。

ヤドリギ果実はレンジャクなどの鳥に食べられたのち、糞になって樹の幹や枝に付着します。

そこで発芽して、樹木の内部に根を伸ばして水分や栄養などを貰う植物です。

光合成もして自分でもエネルギーを作るので、半寄生植物ですよ。

茎に二枚葉が出ているヤドリギ

これは樹の幹に付いたヤドリギの幼木です。

1年に一節ずつ成長すると言われていますよ。

のんびりですね。

1節が出ると次の年には二股に育ち、それぞれが1年かけて再び1節をつくり...最終的にはボール状に成長します。

ヤドリギのドライと説明のパネル

管理事務所にはレンジャクとヤドリギに関する展示がありますよ。

ドライにしたヤドリギも展示しています。

細かい所も、じっくりとご覧になれますよ。

レンジャクについての展示物

季節ごとに様々な展示をしています。

管理事務所にお越しの際にはご覧ください。

 

雪が積もったり、溶けたりと、足元が滑りやすくなっています。

スノーシューズや、長靴などの足元と、暖かい服装で散策をお楽しみください。

園内の花や山菜、動植物の採集と傷つける行為は禁止されております。

皆さまのお越しをお待ちしております。