エゾアカガエルの産卵スタート

17日ころから、湿原ではエゾアカガエルの鳴き声が聞こえるようになりました。
昨日も、「クワワックワワッ」と大合唱が聞こえていました。
たくさんの卵たちは、これからオタマジャクシになって、7月頃には小さなカエルに
なります。大人のカエルになるのは、極わずかですが、なるべくみんな元気に
大きくなってほしいですね。

西岡公園でも「カエルの卵が少なくなったね」という声が時々聞かれます。
環境の変化もあると思いますが、人が持ち帰ることにより減っている可能性もあります。
「カエルの卵を持ち帰っても、育ててから自然に返せば大丈夫」と思う人もいるかもしれ
ませんが、人が育てたカエルは弱くて、自然の中で大きくなるのは難しいそうです。
また、一人が少しだけ卵を持ち帰っても、何人もの人が持ち帰ればたくさんの量になります。
エゾアカガエルの大合唱が毎年聞こえる西岡公園であり続けるように、みんなでカエルのことを考えていきたいですね。