今日の西岡公園はぽかぽかと日が差していますが、冷たい春の風が吹いています。
池の水面が波立ってキラキラしていました。
風が吹くと池の氷もどんどん融けていきますよ。
少し残っている池の氷の上ではマガモなどの水鳥が休んでいます。
今日はマガモやカイツブリ、コガモ、キンクロハジロの姿がありました。
カイツブリの「ケレレレレ...」というような大きな鳴き声やコガモの「ピリッ、ピリッ、ピリッ」という鳴き声も聞こえてきました。
池の氷は、川が流れ込んでくる辺りや池の周りから融けてきて、今日は取水塔の付近の一部を残すのみとなりました。
木道はやっと雪が無くなって、歩きやすくなりましたよ。
湿原にはミズバショウの芽が出ていました。
咲くのはまだ先になりそうです。
フキノトウも出てきましたよ。
薄い黄緑色が爽やかです。
エゾアカガエルも冬眠から目覚めたようです。
「キャワワワ...」と鳴いていましたよ。
この声が聞こえると、「春がやって来たな」と楽しい気分になります。
園路には雪解け水の水たまりや、ぬかるみもありましたよ。
足元にはお気をつけください。
西岡公園の池のふちには取水塔が佇んでいます。
旧陸軍の水道施設として月寒川を堰き止めて造られたのが旧西岡水源池です。
明治42年には水道工事が完成し運用を開始されます。
取水塔は、水源から水を取り入れ、用水路や導水管などの導水施設に水を供給するための設備ですよ。
昭和46年(1971年) に札幌市南区に白川浄水場が完成したため西岡水源池と役目を終えました。
取水塔は、平成13年9月14日に国の登録有形文化財として登録されています。
旧西岡水源池取水塔の展示が始まりましたよ。
西岡公園のボランティア「森の工作」のメンバーさんが20分の1のサイズの木製の模型を作ってくれましたよ。
煉瓦の部分の積み方も忠実に再現されています。
西岡公園においでの際にはご覧になってください。
取水塔の形の小物入れが入荷しましたよ。
作ってくれたのは、取水塔の模型を作ってくれたボランティアさんですよ。
自然素材の春らしいドライフラワーの付いたリースなどもありますよ。
全て1点限りとなっております。
お早めにお買い求めください。
まだ風が冷たい日もあります。散策の際には、暖かい服装と長靴などの装備でお越しください。
西岡公園内は積雪があり、凍っていたりとけている場所もあります。
園路や階段、公園周辺の道路も雪や氷で滑りやすくなっています。
足元にお気をつけて散策をお楽しみください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園をご利用される際には、以下の対策についてご協力をお願いします。
他の人と距離をあけて利用しましょう。
すいた時間、場所を選び、混んでいるときは利用を控えましょう。
管理事務所への出入りの際には手指消毒にご協力下さい。
短時間のご利用にご協力ください。
大人数の飲食・飲酒を伴う集まりは控えましょう。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたらスタッフへお申し出ください。
寒さ対策をした装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。