園内の気温が上がって、エゾハルゼミも大合唱です。
そんな夏の西岡公園ではおさんぽガイドがありましたよ!
かわいらしい小さな花はタニギキョウです。
湿原の中に咲くクリンソウもそろそろ終わり。
湿原の中を歩ける木道は、ヨシが茂り始めました。
園内ではサラサヤンマ、シオヤトンボ、ニホンカワトンボ、コヤマトンボなどを見ることができました。
コイチヤクソウのつぼみや
ジンヨウイチヤクソウの花はうつむき加減でかわいらしいです。
サイハイランが華やかです。
フタリシズカなどが咲いています。
ハルニレの葉に赤い虫こぶがたくさんついていました。
ハルニレハフクロフシです
中にアブラムシの幼虫が入っていますよ。
虫こぶの種類によって中に入っている虫が違いますよ。
虫に寄生された植物の組織が変化してこのような形状になりますよ。
ナラメリンゴフシ
ミズナラの芽についたリンゴの形の虫こぶです。
池に水を飲みに来たハリオアマツバメの姿を見ることができましたよ。
マガモの家族に会えました。
白いギンリョウソウの花は不思議な感じです。
キノコではないんですよ。
マユミの淡い黄色の花
マイヅルソウの果実はうずら卵のような模様でした。
この後熟すと赤いルビーのようになりますよ。
ツルアジサイの白い飾り花がさわやかでした。
花はほかにもオオダイコンソウ、ツリバナ、ジンヨウイチヤクソウ、ツタウルシ、コバノカキドオシ、フタリシズカ、エゾアカバナ、エゾノクサイチゴ、クサノオウ、トケンラン、ツルウメモドキ、サルナシが咲いていましたよ。
リンゴヒゲナガゾウムシ、エゾハルゼミが産卵している樹を発見したり、エゾマイマイ、サッポロマイマイ、オカモノアラガイなどのカタツムリ、ハンノキハムシ、シラフシロオビナミシャクなどの昆虫も観察できましたよ。
アマガエルは「ヒガシニホンアマガエル」東日本産の種を新種ヒガシニホンアマガエルと記載されました。
鳥はウグイスやアオジがさえずっている姿をゆっくり堪能できました。
ほかにもオオアカゲラ、アオバトを見つけたり、キジバト、ツツドリ、クロツグミ、キビタキやシジュウカラ、センダイムシクイ、ヤブサメなどの夏の鳥が元気にさえずっていました。
今日も楽しいお散歩ガイドでしたね!
参加者の皆様ガイドボランティアのみなさまありがとうございました。
花や山菜、鳥、獣、魚類の採取・傷つける行為は禁止となっております。
園路以外のエリアは立ち入り禁止です。
皆さまのお越しをお待ちしております。
ガイドボランティアの方々とおしゃべりしながら園内を散策しませんか?
4月から6月は毎週金曜日、7月から10月は、隔週金曜日の開催です。開催時間は各回とも、13時から15時です。
小雨決行ですが、強風時は中止になります。
管理事務所に電話でご確認、またはホームページでご確認下さい。
おさんぽガイドのチラシ こちらからもどうぞ。↓↓