にしおか魚組スタート!

にしおか魚組は、西岡公園の水辺の環境を調査する子ども達の調査隊です。
魚の採集は、札幌市都市公園条例で禁止されていますが、魚組は西岡公園の水環境を調査し、調査結果を広く市民に伝える活動として、特別に許可を受けて活動しています。
子ども達は、環境の記録から魚の採集、計測まで、きちんと調査をこなして、冬には活動報告展も行います。日々調査をがんばっている魚組は、西岡公園の行事の中でも、とってもワンパク元気!な子ども達の集まりでもあります。

そんな魚組の活動が今日からスタートしました!
まずは、1年間活動をともにするメンバーの自己紹介と、魚組グッズの贈呈を行いました。
今年は、継続のメンバーが5人、新規のメンバーが6人で、昨年より人数も少なくなりましたが、女の子が増えたので、なんだかちょっと華やかになりましたね。
自己紹介の後は、今年1年間の活動の確認をして、外に出ました。

今回は、調査のお試し体験ということで、湿原で環境調査と魚とりをしました。
今の湿原は雪どけ水で増水していて、夏の景色とは全く違います。
そんな湿原の川をのぞいてみると、イバラトミヨや冬眠中のツチガエル、小さな
トウヨシノボリや、ウキゴリ、ワカサギを見つけることができました。

新規隊員は、ちょっとドキドキ・・・・おっかなびっくり川に入っていましたが、継続隊員が
浅い場所に誘導してくれたり、野帳の書き方を教えてくれたりと、サポートしてくれました。
特に6年生は、みんなのリーダーとして、大活躍でしたね。

午後からは、まんが家のかじさやかさんが来てくれて、「かじさんのスケッチ講座」をやりました。魚は、大部分をとった場所に返しますが、スケッチとして記録に残しています。
かじさんは、上手な魚の描き方や、ポイントをわかりやすく教えてくれたので、みんな真剣に魚を観察してスケッチを描くことができました。

今回は盛りだくさんの活動でしたが、終わってからも外でいろ鬼をしたりして、みんな元気満々でしたね!今年も賑やかな魚組になりそうです。

次回の魚組は、5月に両生類の卵塊調査をやります。
魚組の子ども達は、ワッペンをつけたオレンジの帽子と調査中の腕章をつけて活動しているので、公園でみかけたら、ぜひ声をかけてくださいね♪