今日の西岡公園は青空が広がり野鳥の鳴き声があちこちから聞こえて来ます。園内にはシマエナガ、オオアカゲラ、ミソサザイ、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒヨドリ、レンジャクなどの野鳥がいましたよ。
管理事務所の裏側のブナの樹の周りではヤマガラが飛び回っていますよ。今年はブナの堅果がたくさんついています。野鳥のごちそうになっているのでしょうか。
すっかり葉を落としたイチョウには枝についている果実(銀杏)が見えます。
イチョウには雄木と雌木があり、雌木の下に落ちている果実が銀杏です。
園内は紅葉がほぼ終わって落ち着いた色彩になってきました。そうなると鮮やかな果実が目に付きます。
コマユミの果実はまだ残っていましたよ。
ワタゲカマツカの果実です。葉も紅葉しています。
ミヤマガマズミの紅葉と果実のコントラストが鮮やかです。
キミノズミの果実
ツルウメモドキの果実
ハリギリの黒い果実はヒヨドリがついばんでいましたよ。
アクシバはすっかり葉を落として赤い果実が見えやすくなりました。
マイヅルソウの赤い果実は日が当たるとほんのり透き通って宝石みたいです。
ヤドリギにも赤い果実がついています。レンジャクの声がしています。姿は見つけられなかったけれど、果実を食べに来たのでしょうか。
花は5月頃に咲きますが小さくて、色も黄緑色でなかなか気が付きません。
シラカンバにかかっていたこれは鳥の巣でした。
ヤドリギと似ていますね。
これは夏の間使われていたハチの巣です。
オツネントンボが木道の手すりにとまっていましたよ。
成虫の姿で越冬して春に産卵し、生まれた幼虫はヤゴと呼ばれる姿で水中で暮らし、夏には脱皮して成虫(トンボの姿)になって飛び回ります。
他にも園内にはアキアカネ、キトンボの姿がありましたよ。
白いフワフワです。これは誰でしょう?
すぐに飛び立っていきましたよ。雪虫でした。
オオバボダイジュの果実
シナノキの果実
オオバボダイジュの果実とシナノキの果実はそっくりですね。
どちらも葉のような形をした苞が翼の役目をして、枝から離れるとくるくる回りながら地面におりていきますよ。
ガガイモの果実が開きかけていましたよ。開くと綿毛のついた種子が風に乗って飛んでいきます。
近くに綿毛があったので、一足先に種子が飛んで行ったものもあるようですね。
ガガイモの仲間のイケマは夏の終わりに種子が出ていきました。種子が飛んで行った後の果実は船のような形です。昔の子どもが川に流して遊んだというのを本で読んだことがあります。
オオアワダチソウの冠毛もフワフワしてきました。これもまた風に乗って飛んで行くタイプの種子散布をする植物ですね。
ヨシも穂がフワフワです。湿原は枯れたヨシの淡い色合いが優しいです。風が吹くとサワサワと鳴っていましたよ。
カラマツの紅葉が始まりました。
カラマツの黄色い紅葉が鮮やかになると、池にカラマツの紅葉が映って、水鏡の見られる晴れた日にはとてもきれいですよ。
今日の池はマガモやカイツブリ、キンクロハジロ、カワアイサ、カイツブリ、オシドリ、コガモなどの水鳥でにぎわっていました。
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