10月14日「おさんぽガイド」開催しました

「おさんぽガイド」開催しました

ポカポカした日差しが気持ちのよい秋の西岡公園です。雪虫がフワフワ飛んでいたり、紅葉が始まり始めたりしていますよ。そんな西岡公園では「おさんぽガイド」を開催しました。

紅葉が少し始まった園内

園内は少しずつ紅葉し始めています。風が吹いていて光と色がキラキラします。

ハウチワカエデの紅葉し始めた葉

ハウチワカエデの紅葉はこんな風にモザイクのように進みます。どうしてでしょうね。

センボンヤリの冠毛

センボンヤリの冠毛がありましたよ。前回のおさんぽガイドの時に観察した閉鎖花の中でちゃんと受粉したということですね。

大きなホオノキの葉を探す参加者

園路にはたくさんの落ち葉が落ちています。とりわけ大きいのはホオノキの葉です。どれが一番大きいかな?皆さんで大きい落ち葉探しをしましたよ。

ミズナラの黄色い紅葉

ミズナラの葉も黄色く色づいていました。

サワシバの果実

湿原の木道からはサワシバの果穂が見えました。ホップを思わせる形ですね。

雪虫

雪虫もたくさん飛んでいます。

トドノネオオワタムシでしょうか?トドノネオオワタムシは夏にはトドマツの根から栄養を吸いながら地下生活をしています。地下に行くにはアリに運んでもらうそうですよ。秋になると地上に出て来てヤチダモまで飛んでいきます。その時に白い綿毛をまとっているので雪虫と呼ばれています。

オオウバユリの種子が飛んで行った果実

オオウバユリの果実です。このオオウバユリの果実は中の種子はもうありませんでした。

ホオノキの果実

ホオノキの果実もみんなで観察しましたよ。葉も大きいけれど果実も大きいですね。中から種子が白い細い糸のようなものでぶら下がって出てきます。このぶらぶらした種子を鳥たちがよく食べます。クマゲラが食べているのも観察されていますよ。

野鳥観察をする参加者

広場で休憩をとっていると「ジュリリ、ジュルル...」と聞こえます。もしかして。

シマエナガ

やっぱりいました!シマエナガです。シジュウカラやハシブトガラたちと混群を作っていましたよ。私たちの方にどんどん近づいてきてくれて肉眼でもしっかり可愛らしい姿を堪能できましたよ。参加者の皆さんからは、「あんまり丸くないね」との声もありましたよ。寒い冬になればまんまるのシマエナガに会えますね。

遠くに見える恵庭岳

恵庭岳が遠くに見えていました。

うろこ雲と青空

うろこ雲と青空です。秋らしい西岡公園を皆さん楽しんでいただけたようです。参加した皆さま、ガイドボランティアの皆さんありがとうございました。

次回の「おさんぽガイド」は10月28日に開催予定です。

■時 間:13時から15時

■参加費:100円(保険料込)(定員15名)

■参加方法:電話(011-582-0050)

または管理事務所窓口にてお申し込みください。

「落ち葉と紅葉」の展示が始まりました

落ち葉と紅葉の展示

イタヤカエデの黄色い紅葉の展示

 

紅葉の仕組みの展示

西岡公園では木々が冬への準備をはじめ紅葉や落葉が始まっています。

樹が葉を落とすのはどうして?葉が黄色や赤に色付くのはどうして?「落ち葉と紅葉」のひみつを分かりやすく展示していますよ。

大きな落ち葉とケセランパサランの交換も出来ますよ!

ホオノキの大きな落ち葉

見本のものより大きな落ち葉を持ってきたら謎の生きものといわれる「ケセランパサラン」と交換できるコーナーもありますよ。大きな落ち葉をひろったらもって来てくださいね!※数量限定です。

散策の際には「落ち葉と紅葉」の展示を管理事務所でご覧になってください。

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、公園をご利用される際には、以下の対策についてご協力をお願いします。

他の人と距離をあけて利用しましょう。

すいた時間、場所を選び、混んでいるときは利用を控えましょう。

管理事務所への出入りの際には手指消毒にご協力下さい。

短時間のご利用にご協力ください。

大人数の飲食・飲酒を伴う集まりは控えましょう。

皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
ご不明な点がございましたらスタッフへお申し出ください。

ウルシやダニ等の対策のため肌を出さない装いと、歩きなれた靴で散策をお楽しみください。皆様のお越しをお待ちしております。