11月2日西岡ヤンマ団の活動

気温も随分下がってきて、めっきりトンボの姿が見られなくなりました。西岡ヤンマ団の団員たちは1年の活動のまとめに入りました。

11月の活動では今年採集したトンボを標本箱に収める作業「標本整理」を行います。まずは作業の流れの説明を受けます。

最初に西岡公園で今年採集したトンボの記録をまとめます。普段から正確な記録を残すことを伝えていますが、改めて採集時期や場所など間違いがないか見直します。記録をまとめたら、一覧表に沿って標本箱に収めるラベルを1つ1つ丁寧な字を心がけて書いていきます。

次に標本箱に並べる順番を決めつつ、トンボを三角紙から取り出します。標本が破損しているものは、出来るだけ修復も行います。細かい作業ですが、自分で出来るようにスタッフの手ほどきを受けます。

採集数の多い団員はラベル書きも標本整理も時間がかかり、集中力も無くなるので大変ですが完成まで頑張っていました。

今年は標本全体の評価ではなく、標本一体の出来栄えもスタッフが評価するとのお話があったので、それぞれお勧めの標本を選んでいたようです。次回標本発表会で自分の標本箱の見所を話す題材にもなりますね。

次回12月の活動は報告展へ向けて、いよいよポスターの制作に取り掛かります。外での野外調査とは違い、一日中室内での地道な作業になりますが頑張りましょう！