久しぶりの晴天に恵まれ、西岡ヤンマ団9月の野外調査が行われました♪
園内ではまだまだ大型のトンボが飛び交っていますが、秋のトンボの姿も見ることが出来るため一年の中で一番たくさんのトンボを見られる季節ではないかと思います。
活動中も網を振る前に、次々と団員に止まるトンボが見られました。
園内に出ると早速オニヤンマやオオルリボシヤンマ、ルリボシヤンマを採集する団員たち。
大型のヤンマが網に入ると手ごたえが違うようです。
団員同士でオオルリボシヤンマとルリボシヤンマの違いを、詳しく教え合っている様子も見られました。
青空の下、赤く色付いたアカネ属のトンボも見られます。
今年はナツアカネが多いようで、アキアカネ、マユタテアカネと見比べました。
キトンボの目撃もありましたが、今回は採集とはなりませんでした。
その後どの団員もお昼を大慌てで済ませ、採集を続けます。
何度も何度も大型ヤンマが姿を現し、そのたびに走って追いかけたり大きく網を振り続けました。
午後の短い時間には、展望テラスでなんども目の前をギンヤンマが通り過ぎます。
今年は目撃のみで、まだ採集記録にはなっていなかったので皆必死です。
結局ギンヤンマの採集にはならなかったのですが、そんな中採集したトンボに皆が注目。
緑色の小型のヤンマです。
即座に西岡公園にいない種じゃないかと言い出したのは、6年生の団員。
事務所に戻り、スタッフが同定したところ
なんと西岡公園53種目の「マダラヤンマ」だということが分かりました!!
7月に52種目の「クロスジギンヤンマ」が確認されたばかりですが、今年度2つ目の発見となりました!
スタッフも52種目が見つかったばかりだったのと、新たな種がマダラヤンマだったということで大変驚きました。
次回10月で今年度の野外調査の活動は最後になりますが、まだまだ何か発見がありそうな西岡ヤンマ団です。