8月7日。
8月のヤンマ団は晴天に恵まれすぎて、ジリジリとした熱い日差しを浴びながらの活動となりました。
8月は最も多くのトンボに出会える季節です。
今日はどんなトンボに出会えるのでしょうか?
夏休み中の元気な団員たちと調査に出発です!
トンボのさんぽ道(八つ橋)とトンボ広場(パーゴラ広場)では、アキアカネやノシメトンボなどアカトンボの仲間がだいぶ見られるようになりました。
数年前までほとんどみられなかったエゾアオイトトンボは、ずいぶん定着したようで、今回の調査でも確認できました。
ヨッシーの湿地から公園外では、イトトンボ科からヤンマ科まで多様なトンボが見られます。
春を代表するコサナエやニホンカワトンボがまだ見られたり、これから最盛期を迎えるルリボシヤンマやオオルリボシヤンマが見られたりと、予想通りの収穫でした。
調査の合間に広場でお昼ご飯。
とっても暑いので、水分や塩分も補給しながらのんびり過ごしました。
午後も引き続き、トンボのさんぽ道とヤマトンボ池(水源池)に分かれて調査しました。
ヤマトンボ池では、今年初のセスジイトトンボに出会いました。
個体数が少ない種に出会えるのは、うれしいものです。
続いては標本づくり。
新入団員は、まだ2回目の標本作りで四苦八苦しましたが、
中学生スタッフが丁寧に教えてくれました。
記録を残すためにも、標本作りはとても大切な作業です。
暑さや疲れにも負けず、みんな本当にがんばりました!
8月の活動は、夕方18時まで調査する、年に1回の特別な日。
16時からは、トンボのさんぽ道でコシボソヤンマを狙います。
コシボソヤンマは、夕暮れに飛ぶ団員憧れのトンボです。

「ココで狙うぞ」という自分だけのポイントを持っている子も多く、
思い思いの場所に立ち、コシボソヤンマを狙いますが、夕暮れの中、ものすごいスピードで飛ぶコシボソヤンマは、なかなかの強敵です。
2時間粘って見事ゲットした団員は、さすがでしたね。
今回の調査は、晴天にも恵まれたことで23種のトンボを確認することができました。
次回は9月!アカトンボの季節になりますね。
トンボシーズンもあっという間に後半戦ですが、引き続きがんばりましょう!