6月8日植物の会

植物の会では、札幌市の許可を得て植物を採集し、札幌市博物館活動

センターに標本を収蔵する活動を行っています。

今日は、オオツリバナやキンギンボクの標本採集を計画しました。

雨が心配される中、総勢8名の参加です。

もちろん、今が旬の花々を見つけるのも楽しみです。

最初にその名を告げたのは、ササバギンラン。

ササのように大きい葉が特徴です。次に見つけたのはミヤマ

ナルコユリ。

この写真だけでは、図鑑のオオアマドコロやオオナルコユリと区別がつきません。

目的のオオツリバナですが、ササやぶの中です。

新聞紙の大きさに収まるように採取します。

こんなササやぶの中でもギンランを見つけました。

3か所に散らばっているを欲張ったため、探すのが大変かもしれません。

キャンプ場近くから木道に戻り、展望台を目指します。途中クマイザサの花が

目につきました。ササは花がつくと枯れるといいます、竹もそうですね。

そうすると再来年には草花が活躍することになるのでしょうか?

木道展望台への眺望です。ヨシやオオカサスゲ、(カヤツリグサ)

トクサ、ハンゴンソウ(奥)など湿生植物が繁茂しています。

手前の大きな葉はミズバショウです。こうしてみると、ヤナギの繁茂も

気になりますね。

さらに東側木道から自由広場を山沿いに北側パーゴラ広場に向かいます。

ヒトリシズカとフタリシズカ。ヒトリシズカの葉の照りが特徴的です。

こちらがフタリシズカ

サイハイランは花の形が采配に似ることかららしいです。

目的のキンギンボクです

白い花と黄色い花が入り混じって、金と銀に見立てる。日本人らしい見立て?

でしょうか。こちらも一部を標本として採集して今日の会を終えました。

雨にも降られず、まずまずの一日でした。