平成23年9月3、4、10、11、17、18、25日及び10月1日に中島公園内にある日本庭園で今年で3回目を数える「日本庭園爽秋茶会」を開催します。
国指定重要文化財「八窓庵」に付設している茶室「三分庵」での茶会と野外で八窓庵を眺めながらゆっくりできる野点を開催いたします。中島公園の日本庭園では、札幌ではほとんど見ることのできない、茶室を中心とした和の風景が展開されています。ぜひこの機会に国指定重要文化財を眺めながら抹茶や煎茶を味わってみてください。
なお、茶室「三分庵」茶会への参加は8月11日午前9:00から中島公園管理事務所にて事前に販売する茶券(金額:500円)の購入が必要です。野点は開催日当日、現地で茶券(金額:300円)を販売しています。
また、開催日毎にお茶を提供する流派が異なりますので抹茶を提供する日と煎茶を提供する日に分かれています。抹茶、煎茶それぞれの良さを味わってください。
《八窓庵ミニ解説》
八窓庵は、今から400年以上前の江戸時代の初め頃につくられた茶室で、千利休の弟子である古田織部に茶湯を学んだ小堀遠州がつくったと言われています。大正時代に滋賀県長浜市から実業家によって札幌に移築された際にもう一つの茶室「三分庵」及び「水屋」を付設しました。昭和46(1971)年に札幌市に寄贈され、中島公園の日本庭園へ移築されました。名前の通り八つの窓があり、それらの窓が点前座が舞台になるような効果を生み出しています。内部は、二畳台目という2枚の本畳とその四分の三の畳の広さになっています。
【三分庵茶券販売場所のご案内】
8月11日(木)から販売スタート

