ガーデニング講座【実習編】⑤挿し木
7月4日(土)、百合が原公園小温室でさっぽろまちづくりガーデニング講座【実習編】が行われました。
今回は百合が原公園勤務の佐々木博一職員が一日講師として、「挿し木」をテーマに実習をすすめました。
さっそく実習…といきたいところですが、今にも雨が落ちてきそうな空模様だったので、雨が降り出す前に先月の実習で作ったボーダー花壇の手入れをすることにしました。
このところ気温があまり上がらなかったので苗たちは思ったより大きくなっていないようですが、それでも元気に育っています。
芝と花壇の境目がぼんやりしてきたので縁切りをし直すことにしました。また、苗の隙間に生えてきた雑草を抜き取ります。
受講者の皆さんも自分が担当した花壇なので愛着があるようです。
近くに来るたびにコンテナ花壇やハンギングバスケット、ボーダー花壇の様子を見に来られている方も少なくないようです。
花壇の前には花の名前が画像入りで分かりやすく表示されています。
みんなで作業をすると、みるみるうちに花壇がきれいに変身していきます。
作業が終わると花壇の表情が明るくすっきりしました。
さて、花壇もきれいになったところで待ちに待った挿し木の実習です。
まず、挿し木する材料を園内で採取します。下の画像に白っぽく写っているギンフミズキを使います。
それぞれ好きな枝を選んでカットします。どの枝がいいかしら。
このギンフミズキ、小さくてかわいい花をつけていました。
採った枝はそのままでは挿せません。どこをどのくらいどんな角度で切ればいいのか、教わったとおりに切っていきます。
挿し床に種名や日付を書いた札を挿すことも忘れずに。
そしてまた野外で挿し木の材料を採取します。
この草むらの中には…、
パイナップルミントがたくさん植わっていました。
ミントは全部で5種類採取しました。その中からそれぞれ好きなものをとって挿し木します。
この作業も二つ目になるとすっかり手慣れたものです。
あっという間に完成です。
次回百合が原公園で実習をするのは9月5日(土)です。その時にはちゃんと根付いてくれているでしょうか。
講座終了後にコンテナ花壇の様子を見てきました。
左の画像は5月24日(日)、右の画像は7月4日(土)です。
撮った時のお天気が違ったので色合いがうまく伝わりませんが、お花がモリモリに増えています。
お花も増えますが、講座のたびに見る楽しみも増えていきます。次回の講座の時にはどんな表情を見せてくれるでしょうか。

















