ガーデニング講座【実習編】③一年草花壇
6月6日(土)、百合が原公園でさっぽろまちづくりガーデニング講座【実習編】が行われました。
第3回のテーマは「一年草花壇」、温室前の花壇に一年草の花苗を植えていきます。
今回は百合が原公園勤務の岡田宗之職員が一日講師として花壇の植栽を行いました。
第二駐車場から温室に向かう通路の両脇5箇所にある花壇です。どんな花壇に仕上がるのでしょうか。
まずは苗を植えるための準備をします。土はあらかじめ耕してあるので、堆肥や肥料を混ぜ込んで土をならしていきます。この日は風が強く肌寒かったのですが、体を動かすとあたたまります。土に混ざってしまった雑草や小枝も丁寧に取り除きます。
さあ、土の用意ができたら苗たちの登場です。
苗は矮性のキンギョソウを中心に優しい雰囲気の花たちが用意されました。カラフルなキンギョソウ、葉の色が美しいシロタエギク、香りがいいチェリーセージ、白い花びらと花の中心部がブルーのアークトチス、などなど8種の苗たちが花壇を彩ってくれます。
花壇のレイアウト図を見ながら苗を配置していきます。手前が低く奥が高くなるように、株と株の間隔も考えながらバランス良く配置するのです。
今回は、受講者の皆さんをそれぞれの花壇ごとにグループ分けし、一つの花壇を3~4人で仕上げることになりました。一つの花壇を、苗を植える土の準備から植え込みまで通して担当するので当然愛着も湧きます。苗の配置も相談しながら進めていきます。
風が強いのでポットが風に吹かれて倒れてしまいます。それでも受講者の皆さんはうまく工夫してできあがりのイメージをふくらませます。配置が決まったら植え込み開始です。
実は土の準備から植え込み作業が終わるまで予想外に短時間で終わりました。みなさんとても手際が良くてチームワークも抜群なのです。
できあがった花壇をみんなで順番に見ていきます。
そして、前回の実習で作ったコンテナ花壇たちもみんなで様子を見に行きました。二週間ぶりのご対面です。元気に花を咲かせているでしょうか。
まずは温室前のコンテナ二つ。
前回より株が生き生きして花も増えています。
そのコンテナの上にはハンギングバスケットが飾られています。
こちらも株が元気よくピシッと顔を上げています。
最後に、世界の庭園前に飾ったコンテナも見に行きました。
あふれんばかりに花も葉もモリモリです。元気が良すぎて少し手入れが必要かもしれません。
講座終了後は花壇に岡田職員がたっぷりとお水をあげてくれました。
丁寧にしっかりお水をあげます。水やり一つとってもコツがあるのですね。
花壇の花たちはこれからどう表情を変えていくのでしょう。次に会うのがとても楽しみです。
百合が原公園にご来場の際は、ぜひこの花壇やコンテナ花壇の花たちをご覧ください。



















