雪がとけ進み、ずいぶんと歩きやすくなりました。
それでも公園の中もお庭も雪がつもっていて、まだ少し春というにはちょっと早い気がしますね。
これからくる花の季節を先取りするような「ボタニカルアート展」が明日3月12日火曜日より緑のセンター2階ホール・ミーティングルームにて始まります。
「ボタニカルアート展」始まります
ボタニカルアートとはまだ写真がなかった時代、旅先で発見した植物の記録として始まりました。
写真のように植物の特徴を細密に描がく詳細画は、アートとして発展してきた今でも葉の裏面やタネ、花や根などまで詳細に描かれています。
そんなボタニカルアート展の作品はさっぽろ植物画同好会の皆さんが描いた額作品50点が並びます。
もう、豊平公園での展示会は22回目となりました。
会場ではここだけ美術館のように植物画が並んでいます。
福澤レイ先生のオオバナノエンレイソウをはじめ、会員のハクモクレン、チューリップといった春を楽しませてくれる花々がモチーフの作品や、四季折々の花々の他、思わず食べたくなるようなブドウやゴーヤといった実の部分が描かれている作品も展示されています。
春だけでなく季節の花を先取りしているかのように詳細な絵は花もぜひ見ていただきたいですが、どれくらい細やかな観察をして書き込んでいるかもぜひ見ていただきたいです。
皆さん、ルーペ片手に描くそうですよ。
教えるほどの力量のベテラン勢の迫力もさることながら、春から連続講座で学び始めたばかりの生徒さんも遜色ないほどの作品があり、たった一年でこれだけ描けるものかと感心することしきりです。
1階ホールにも春から始めた生徒さんたちの作品があります。
その前の小作品7点は花部分のアップをえがいていますが、これだけでも見応えがあります。
ボタニカルアート展は
3月12日火曜日から3月24日日曜日まで開催します。
2階がメイン会場となります。
少し早い花の季節を楽しんでくださいね。
展示しているシダレザクラ・満開
先日ご紹介したアトリウムに飾っていたシダレザクラ、日曜に満開を迎えました。
11日月曜日にアトリウムの中央に移動しました。
もうほとんど蕾がなく、満開です!
このあとは徐々に散るサクラを楽しんでいただくことにはなるのですが、数日はお天気があまり良くないようですのでその分少しは長く見れるとうれしいですね。
桜前線のニュースが始まったばかりですので、札幌で桜が見れるのはまだ先、とさみしくもありますが、室内で咲く桜もいいものですよ。
おそらく今週中には終わると思いますので、ぜひ、こちらもお早めにご覧ください。
豊平公園の園内はまだ雪が融けていない箇所がかなりあります。
ご利用の際は、足下にご注意ください。
アクセス
豊平公園は地下鉄駅の目の前で非常に便利です。ぜひ公共交通機関をご利用ください。
・地下鉄東豊線「豊平公園駅」1番出口を出てすぐ左 徒歩1分
・バス「豊平3条12丁目」下車 徒歩約7分
※36号線沿いにあるバス停からは直接公園が見えませんのでご注意ください。
お問い合わせ先
豊平公園緑のセンター
札幌市豊平区豊平5条13丁目
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)及び12月29日から1月3日
電話:011-811-6568











